| ＨＥＬＬ ２ ２００５闘いが始まる | ||||||||
| 年末１２月３０日以来、俺は９日間禁スロしてきた。そしてこの３連休を迎えた。６９，０００円負けという巨額の負債を負っ た俺は、久々にパチスロをみるのも嫌になった。この調子でいけば止めることもありかなと思っていた。 しかし、依存症という病気は俺を許さなかった。事件が起きてしまったのだ。 この日朝、次女のあやかが、牛乳を大量に飲んだ後、しばらくして突然鉄砲のように内容 物を吐いたのだ。嘔吐下痢症いわゆるロタウイルスって奴だった。胃袋の中で消化が始まった腐った牛乳の ようなものをホットカーペットに撒き散らし、収まったと思いきや、今度はこたつぶとんに、キッチンカウンターの壁に・・・と４回 撒き散らし、腐った牛乳の臭いを家の中に充満させ、発狂寸前になった。至急病院に行き、点滴を し、戻ってきたあと、家の始末をするためコインランドリーに行く機会が発生したことが、俺にパチスロを打たせる機会を与え てしまったのだ。 ちょうどその日は滅多にない大雪の日だった。車の中にカーペットとこたつふとんを詰め込むと、「じゃあ、行ってくる。」と言 った俺の心の中にはすでにパチやへ行く準備ができていたのだ。 この頃のコインランドリーは人にやさしい。従業員が全部やってくれるので、できあがるまで待つ必要がないのだ。 そして、俺は大雪の中パチやに向かった。大雪で街は寸断状態なのに、中に入ると人であふれかえっていた。当然３連 休の初日、低設定なのは間違いない。その中で今空いているとしたら、設定１決定のクソ台のみだ。
以上あっという間に▲４０，０００円失って、年末の巨額負債▲６９，０００円とあわせるとわずか３日間で １０９，０００円もの大金を失ってしまった。 車に戻ると雪が屋根に山のように降り積もっていた。 俺は！俺は何をしているのだ！４５歳で中間管理職のこの俺が…あああああ！ |
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