名 人 戦 ネ ッ ト 観 戦 記       (2001年12月4日)

 12月2日(日)、朝10:20にケイタイが鳴る。爆睡していたので間に合わなかったが、東海九朗さんからだった。今日は東京練馬の向ヶ丘庭園において、第39期名人戦挑戦手合い五番勝負の第2局が開催される日だ。
 今日は、かわむらさんが都合が悪いので、私が「名人戦LIVE中継チャット」に入って解説をすると、九朗さんと約束していた。寝ぼけまなこでのぞくと『松月』定石が並んでいた。T六段とM六段、それに沙々羅さんがチャットルームにおられたのはわかった。
 
 午後から本格的にPCの前に座って、チャットルームに入る。が、日本人はいないようだ。。。
2時頃、白20まで進んだあたりで、ando入室。Ando.Meriteeか!? 私はE.O.で入っていたから見覚えがあったのか話しかけてきた。ando「連珠やってるかい?」 E.O.「I love Renju ^-^ 」

 話の内容をみれば、確かにメリティのようだ。「黒19はベストではない。この19は用心深すぎる。長谷川氏は用心しすぎのようだ(this 19 seems too careful. Mr Hasewgawa seems worried)

 この19は「連珠世界」誌11月号に掲載された、久富六段Vs磯部九段戦で、久富六段が打った手である。城西連珠会の研究らしいが、これが最善手なのか? 確かに次の白の手が難しい。長谷川さんは、これを知っていて打たなかったのか?はたまた名人の研究にハマるのを恐れたのか?本譜の19で自信があったのか? 
−−−−−−−−・−−−−−−−−・−−−−−−−−・−−−−−−−−
黒 挑戦者・長谷川一人九段 仮先白 中村 茂名人  黒93にて満局引き分け(5→A) 

 
                                (途中図 白18まで)
 この19に白20は必然で、黒21をどうするのかと見れば、上に引いて23と押さえる。なるほど〜。
白24で名人長考。このあたりをメリティが解説してくれたのをご紹介しよう。

 「白26までは必然で、黒27をaやbは、白Aと四々を見せて、黒はx点の三々禁をまぬがれない。ではcと打てばどうか?」
って聞かれても・・・連珠の力も、英語力もないので答えられない(汗)でも、cはなんかすごい手だなあ。

 「黒d・eと引くのはどうか?次に黒はf・gと攻める手がある。」
なるほど、ななめの三は上から止めないといけないのか? dの三は左から止めるとやばいのかな、とその辺を調べてみた。dの三を右から止められたら、黒勝ちはなさそうだ。
 「ななめの三を上から止めたらどうなるんや?」と尋ねたが返事がない。。。以後は音沙汰がなく、繋ぎっぱなしでどこかへ行ってしまったようだ。 
 本局の勝負所(黒が勝てるかどうか?という)はこの辺りだったと思うので、もう少し聞きたかったのだが、もう少し私に英語力があれば・・・と残念だった。
−−−−−−−−・−−−−−−−−・−−−−−−−−・−−−−−−−−
 白に30と先着されては、黒が勝つのは難しくなったか? 右下の黒の攻めは本譜の通り、48・50と外から頑張る手があり勝ち切れない。以後は白のペースで進んでしまった。白46の時点で、残り時間は名人45分、挑戦者30分のレポートが入る。今日は名人も時間を使って慎重に進めてきたようだ。白66を見て、「ありゃ〜また名人の勝ちかな?」と思ったが、挑戦者も必死のしのぎで、ついに満局引き分けとなった。お疲れさまでした。

 午後はず〜〜っと見ていた(連珠世界の原稿をワープロで打ちながらだが)が、面白かったですよ! 少しだけど、メリティに解説もしてもらったし。残念なことに午後はほとんど人が来ませんでした。夕方にまたT六段、M六段が来られたが、他に日本人とわかる人は全く来なかった。解説してもらえば、プロの対局でもかなりの所までよくわかるのは、テレビの囲碁・将棋番組と同じこと。
 級位者レベルの人たちに、もっともっとチャットに参加して欲しかった。宣伝も足りなかったかな? 次はJgameロビーで、もっと盛んに宣伝したいと思っている。阪神支部の級位認定大会のときは、20〜30回もロビーのチャットに書いたから、そのくらいやらないといけなかったようです。

 なにはともあれ、中継スタッフの皆さん、お疲れ様でした。次回も期待しています!
           (あ、1月6日は仕事かもしれないが。。。(汗))


[連珠徒然草表紙] [Home]