連 珠 の ル ー ル の こ と   (2001年7月31日)
世界選手権を目前に控え、ルール(今回は主に持ち時間のことですが)のことが問題になっています。
これは非常に難しい問題です。「連珠の歴史はルールの歴史」といっても過言ではありません。若い人はご存知ないでしょうが、かつては日本連珠社のような統一団体はなく、全国にいくつか連珠の団体がありました。ルールも少しずつ違いました。囲碁の19路盤で連珠を打つ団体も実は残っています(ここではふれませんが)。昭和30年頃ようやく今の日本連珠社に統一されました。今の基本ルールはここでようやく完成したのです。
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その後も細かい対局規定は、少しずつ変化しています。17年前に私が名人戦リーグに出た時は、桂・間・連を握って決めて、その中から白が指定するという、今とは全く違う打ち方でした。また持ち時間も120分打ち切り(切れ負け)で行われた時期もあります。
連珠のルールが細かく変化してきたのは、黒白を互角にするためであり、名人戦などでは、より良い環境で良い棋譜を作って頂きたい、という理由に他なりません。
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今回の世界戦の持ち時間に関して議論がなされているのは、連珠世界一を決めるに当たって、民族も風習も異なる人たちが集まった場において、全選手が力を(もちろん純粋に連珠のみの)出し切れる環境を作れるのか?という点です。
日本人どうしですら、なかなかベストのルールを作ることは難しいのです。完璧を望むのは無理です。しかし、できる限り多くの人(特に実戦経験の豊富な方々)の意見を反映させるべきではあると思います。
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