ス ウ ェ ー デ ン 紀 行 4    (2002年5月21日)
(裏話特集)印象の強かったこと、思いついたことから書くので、時間の経過と順番はいいかげんです。

(その1)両替え1
 日本ではSEK(スウェーデンクローネ)は入手しにくい。
まず、三井住友BKの六甲支店ヘ行き、外貨両替えの所で並んでいたら「うちはUSドルだけです。三宮へ行って下さい。」と言われ「30分もならんどるのに!」と怒鳴りそうになりながら、ぐっとこらえて退散。
 翌日三宮へ行って申込書を書きながら、「SEK書いてないけど大丈夫かな?」と思いつつ、呼ばれて窓口へ行くと、「SEK→円しかできません。」   ブチブチッ。。。
 「ここならあるって、六甲支点で聞いてきたんやけどなあ」と叫ぶ直前の、ちょっとあらげた声で言うと、奥から男子行員が飛んで来て「申し訳ありません」とあやまるし、ごねても仕方ない状況なので、それで退散。。。
結局『成田空港』でしか両替えできないとか。(はよ言えよなぁ)

 伊丹からの乗り継ぎ便の都合で成田での集合時間まで2時間もあったので、そこで両替え。100クローナ札をたくさんもらおうと思ったが、「在庫が少ないので」と押さえられた。500と100の2種類の札しかなかったし、そもそも日本国内にはSEKの絶対量が少ないようだ。
 ちなみに2002年4月27日の相場は、1SEK=14.42円でした。インターネットで調べた時の2月の相場は約12円と書いてあったので、悪い時期に両替えしたかもしれない。

(その2)両替え2
 
帰りのオランダ・アムステルダムでの乗り継ぎに2時間の待ち時間があった。カジノへ行きたい人、買い物をしたい人と分かれたので自由行動になった。私はカジノをチラっとのぞいた後、空港内で唯一の喫煙コーナーであるカフェテリアへ。コーヒーを飲もうと思ったが、支払いはユーロまたはUSドルだけだと言う。「SEKとYENしか持ってない」と言うと、「SEKを両替えしてから支払うという形でいいか?」と聞くのでOKした。(もう横にコーヒー置いてあるしイヤとは言えない(汗))
 釣り銭がドル紙幣にコイン、1ユーロコインまで入っているので、だまされてないかと飛行機の中で必死に手計算。(電卓は必需品でした、失敗)空港の別の店の前に貼ってあったレートは、1ドル=1.09ユーロ、100クローナ=10.26ユーロ、10000円=83.21ユーロ。さあ、1ドル、1ユーロ、1クローネは何円でしょう?
 結論から言うと、1クローネ=12.33円になってる!! ということは? 500クローナ札を両替えした私は1045円の損!
 コーヒー1杯1500円も払わされたぁぁぁぁ(泣)

(教訓)海外旅行に行く時はヨーロッパであっても、簡単な買い物ができる程度のUSドルを持っていると便利です。 
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(その3)会場〜ストックホルムの交通
 
往きはステファンの車にのせてもらったことは既に書いたが、本来はストックホルムからMjolby(ミョルビー)まではバスで3時間。そこまで迎えが来てVadstena(ヴァヅテナ)まで車で30分という予定であった。
 帰りはミョルビーまでステファンに送ってもらい、バス(200SEK)または鉄道(特急なら360SEK)だと言う。「高いけどtrainに乗ってみたい」と意見が一致し、ステファンに駅まで乗せてもらい、窓口で値段など聞いてもらう。ホームまでついてきてくれて、乗り場も周りの人に聞いてもらった。列車が到着しステファンとお別れ。
 ステファンには本当にお世話になった。彼はスウェーデンチームの大将としての成績は悪かったが、今回は外国チームの接待にお疲れだったろうから、それは仕方ないだろう。(最終戦ではチームの勝敗には影響ないので全敗の女性Olgeさんに白星をプレゼントという配慮も見逃せない)この後も、韓国チームをストックホルムに連れていき、彼の家に1泊させてあげるとか。

 特急列車に4人で乗ると座席は向い合せでテーブル付き。横は2人向い合せで若いアベックが乗って来た。入り口近くにスーツケース用の棚もあり、ゆったりとしていた。料金はバスの1.8倍だが、所用時間も約2時間だし快適であった。

 ストックホルムからアーランダ国際空港は、バス70SEK、タクシー350SEK、鉄道160SEK。「これも鉄道にしよう」と意見が一致。Arlanda Express Train は、関空特急や成田Expressのような特急列車なので、乗車20分にしては料金が高いためか空いていた。まあ、滞在中の宿泊、食事ではぜいたくしてないから、このくらいはいいかな?
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(その4)国際交流?
 
世界選手権では国際交流も重要なポイント。試合以外の楽番対局も積極的にこなした。

 4月30日の晩にはスウェーデンチームからお座敷がかかり、11時からでも出動! 5分切れ負けのブリッツ大会の開始である。私は、若い Marcus Erikssonと1勝1敗、ステファンと1勝1敗の後、ガウリッツに連勝!と、本番の不成績をこんな所で取り返す。(><)ガードストロムは席を立たず、声も出さずに打ち続けていた。真面目な人なんだなぁ、と思った。ステファンは「maybe black win but difficult」と一生懸命説明してくれる。ガウリッツは奇声を発しながらヘンな作戦をかけてくるし、こういう状況を楽しもうとするタイプだった。

 Goran Holgerssonは日本語を覚えようと、しきりに聞いてくる。「どういたしてまして」と言いにくそうだった(笑)珠型の名前も聞いてきたので、「syougetu=moon on the pine tree」などと盤に並べて身ぶり手ぶりを交えて解説した。私は自慢じゃないが(笑)数学教師22年の間、英語なんて使ったこともない。奈良さんには「いやあ、いいおさんのJapanese English いいなあ」なんてヘンな感心のされかたをしたぐらいだ(汗)そういう奈良さんも発音は・・・
 難しい話をする必要もないのですから、文法や発音なんて少々(いや、「かなり」でも)間違ってもNo Problem! 奈良さんを見ていると『会話は度胸』と感じさせられる。(失礼)ただし、単語は一つでも多く知っていた方が便利かも。若者よ、英単語はしっかり覚えよう!

 5月1日の韓国戦終了の晩には、韓国チームを日本の部屋に招待。周りは早打ちや、奈良さん久富さんの指導対局(というレベル)だが、私はKim Cang Hoon (我がライバル?heroabro)と大熱戦の末引き分けた。
 最終日夜にも韓国の3人は我々の部屋へ押し掛けて来た。heroabro と安達さんが早々にダウンしていたので、ちょうど3人ずつでよかったかも(^^)

 最終日夜には、ガードストロムの小屋(幼い兄妹も連れて一家4人で来ていた)でのバーベキューに招待された。スウェーデンのホットドッグは、ストックホルム駅で見た時もそうだったが、小さなパンに大きなウィンナーをはさんで食べるものだ。ご馳走になるうち、スウェーデンチーム乱入。雨が降り出して冷え込んできたので解散、というまで盛り上がった。
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(その5)安達さん金星を逃す
R5 
日本−スウェーデン1 先鋒戦
    黒:Joachim Gaulitz
  仮先白:安達康弘
     黒37にて白投了(図は黒21まで)

 スウェーデン1のガウリッツ(昨年の世界戦AT出場)はリザーブ選手なので、誰とでも交替できる。このラウンドは先鋒で出場、確実に白星をと思ったんだろうが・・・
 安達さんが、この20を打った時に私は見た。「ええ”〜止まんないじゃん!!20の四々見せはいい手だなあ。安達さん、強敵を破ったな」と思った。奈良さん、久富さんもそっとのぞいて「お!やるねえ」という顔だった。私はこの局面のときの写真まで撮ったのに! 安達さんは22を□の所に打ってしまった。。。残念。。。
 本人は「20の四々見せは良くなかったかなあ」と思いながら打っていたそうだから、実戦は難しい・・・
 白22からはカンタンな追い詰めですね。考えて下さい。
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(その6)高感度フィルムはダメ?
 
久しぶり(16年かな?)の海外旅行だったので、写真の好きな私はもちろんカメラを持参して、あちこち撮りまくった。
 帰国してから現像に出して戻ってきた写真を見てガクゼン。ほとんどの写真が光をかぶったように周りが黒くなっている。撮りかけでカメラに入ったまま持っていったISO200のフィルムはきれいに撮れているのに、スウェーデンは天候も良くなく、室内で撮ることが多いだろうからと思ってたくさん持っていったISO400のフィルムは全滅であった。。。
 伊丹からの乗り継ぎも含めて往復6回も手荷物検査を通ったから、X線で感光してしまったのだろうか? ワールドカップの影響で検査が厳しい、ということも影響したのだろうか? 正確な理由は不明だが、ISO400のフィルムだけがダメになったのは、そのような理由であろう。非常に残念であった。
 フィルムはISO200で十分です! 飛行機に乗る時は高感度フィルムは避けましょう。。。


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