第8回 世 界 選 手 権 A-Tournament


 QTのページにも書いたように、ATに出られるとは思ってもみなかった。
 開始前に立てた目標と予想は、「山口さん→優勝争い、岡部さん→7位以内のシード、私→最下位だけは免れて10位」であった。「勝ち点3ぐらいで最下位は免れるかな?」「まあ気楽に思いっきり打とう!」
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 同国の選手どうしは前半のうちに当たるように抽選の時点で設定されている。私は2人と共に満局引分けに終わる。名人戦での対戦と違って、こういう所で当たると、「なんとしても勝ってやろう」という闘志が湧かないんだよなぁ。

 2日目、3日目と進むにつれ、日本勢3人に疲労の色が濃くなってくる。QTを勝ち抜いた翌日は試合は休みで夕方からの「開会式」だけだったが、希望者によるブリッツ(5分切れ負けの早打ち)大会が開催された。日本チームはS夫妻を除いて全員参加。しかし、おじさんは宿で寝ておくべきであったかも。。。
 BTの方が1時間早く開始されるので、人が出払った後のリビングルームでは山口、岡部の両名がソファで寝ている。寝つきの悪い私が試合30分前になったら起こして出発、という状態であった。QTに出ていない岡部さんまで何故バテているのかは不明だったが??? 結局、前半6Rで日本勢が外国勢から奪った星はわずかに0.5というていたらくであった。

 3日6Rを終えた時点で1日の休みがある。その日にRIFの総会が行われる。その日はゆっくり休んで後半戦に備えた。
 休んだ甲斐があってか、後半はスウェーデン勢をなぎ倒して星を稼ぐ日本チーム。中でも岡部さんは対スウェーデン4連勝の「完食御馳走様」を含めて5連勝で5位まで浮上したのは立派であった。「あぁ、これで追いこされたなぁ」と感じた瞬間だった。

 私も、スウェーデン勢に3勝1分で、最下位を免れるどころか、7位のシードの可能性まであったのは自分でも驚いた。結果的には頭ハネを食らったが、「いっぱいいっぱいの」勝ち点4.5だったので、シードの件は全く気にしていない。星だけ見れば、「後1勝していれば5割だったのに」と今は思うが、現地では「世界8位か、ようやった!」と実に清清しい気分で閉会式を迎えたことを覚えている。その時の写真を見ても、「満面の笑み」の写真ばかりだし。。。

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順位  氏 名   国 R1 R2 R3 R4 R5 R6 R7 R8 R9 R10 R11 勝点 TBP
T. Taimla エストニア 6○ 8○ 11● 5○ 12○ 4△ 9○ 3△ 2○ 7○ 10○
V. Sushkov ロシア 5○ 4△ 3○ 7○ 6○ 11○ 12● 9○ 1● 10○ 8○ 8.5
A. Meritee エストニア 12○ 9○ 2● 10○ 8○ 5○ 4○ 1△ 7● 6△ 11△ 7.5
K. Chingin ロシア 9● 2△ 10△ 8○ 5○ 1△ 3● 7○ 6● 11○ 12○ 6.5 32.75
岡部 寛 日 本 2● 10○ 8△ 1● 4● 3● 7○ 6○ 11○ 12○ 9○ 6.5 25.75
S. Karlsson スウェーデン 1● 11○ 12● 9● 2● 10○ 8△ 5● 4○ 3△ 7△ 4.5 22.25
I. Sinyov ロシア 11● 12○ 9● 2● 10○ 8○ 5● 4● 3○ 1● 6△ 4.5 21.25
飯尾 義弘 日 本 10△ 1● 5△ 4● 3● 7● 6△ 11○ 12○ 9○ 2● 4.5 18
M. Carlsson スウェーデン 4○ 3● 7○ 6○ 11● 12○ 1● 2● 10● 8● 5● 18.5
10 山口 真琴 日 本 8△ 5● 4△ 3● 7● 6● 11○ 12○ 9○ 2● 1● 16
11 J. Gaulitz スウェーデン 7○ 6● 1○ 12● 9○ 2● 10● 8● 5● 4● 3△ 3.5
12 T. Andersson スウェーデン 3● 7○ 6○ 11○ 1● 9● 2● 10● 8● 5● 4●

 と、いちおう、世界チャンピオンを決める部屋までたどり着くことができました。
そこまでの道のりはわかりましたから、次は、
あなたを!私がご案内いたします。
まずは「阪神連珠会」にお越し下さい。スタートはそこから!


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