NTTリストラ裁判静岡の第2回控訴審が開かれる!

第3回控訴審は、都議選真っ只中の7月6日(月)午後3時半

 5月27日(水)午後3時から第2回控訴審が開かれました。

 東京リストラ裁判の最高裁で棄却と言う不当判決を跳ね返そうと、開廷前に、東京高裁前で宣伝活動を実施。本部宣伝カーからは、各支援団体代表が次々と、NTTの違法なリストラを糾弾し、司法が果たす役割とリストラ裁判えの支持を訴え、共に闘う決意を表明し、集まった支援の人々は道行く人にビラを手渡し支援を訴えました。

 宣伝活動終了後、傍聴抽選で36名が傍聴に参加しました。幸い今回は私も当たりクジでした。

 裁判は、双方の陳実書及び反論書の確認と、今後の提出予定の確認が行われ、次回は7月6日(月)の午後3時半からと決まり閉廷しました。
 7月6日はくしくも東京都議選の真っ只中で、真の革新勢力の議席を拡大し雇用の安定化をNTTを始め大企業に迫りましょう。

 閉廷後弁護士会館502号で報告集会が開かれ、太田和弁護士から,NTT側の論点の矛盾点とリストラの本当の狙いが反論書で明らかになったと報告がありました。

 「50才超の在籍出向を認めないのは、退職・再雇用者と同じでは職場が持たない。そのために新しい職場と仕事を作った。」と、OS会社選択が第一で人件費削減が最大目的なのがはっきりした。
 
 「《選択はあくまで自由意志だ》と述べているが、本当に自由意思ならば、リスクとデメリットを承知しての選択なので共に働いていても職場が持たないことは有り得ないはず。」

 「赤字論議は破綻している」など、さらに大阪、札幌の判決で有利な点と不当な部分を吟味して闘って行くと報告されました。また、当日参加した各弁護士からも紹介を兼ねて発言がありました。

 報告集会に参加した、静岡県支援共闘会議議長の吉野さんを始め、各支援団体、愛知他関東近県の各支部代表から激励と共に闘う決意が表明されました。
 
 最後に原告を代表して岡本さんが決意表明をして報告集会を終わりました。

 多数の傍聴とご支援ありがとうございました。
東京高裁前での宣伝行動
いざ! 出陣! 820号法廷へ!
報告する太田和弁護士

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