NTTリストラ反対闘争静岡県支援共闘会議
第7回総会開催

 6月13日(土)に、第7回支援共闘会議の総会が、静岡県総合社会福祉会館にて開かれました。

 支援共闘会議の吉野議長(静岡県評議長)は、挨拶の中で、「NTTのリストラ、国鉄不採用事件、そして現在の雇用破壊問題にふれ組織を超えた労働者の連帯で社会的に企業を包囲していかなければ解決出来ない。そのためにもNTTリストラのような大企業の横暴な姿勢を正すためにも、このリストラ裁判を勝利させなければなりません。」と力強い挨拶がありました。

  弁護団長の太多和弁護士が総勢23名の弁護団を代表して、裁判の経過と今後の見通しを特別講義してくれました。

 東西の訴訟の組み立ての違いと、各地の裁判の判決内容にふれながら、静岡裁判では、@1500億円の赤字(根拠となる確たる資料がない)A選択の自由意志(真の自由意志か?)の、2点の基本論争点で裁判に臨む方針を説明してくれました。

 NTTは退職・再雇用を選んだ人と選らばなった人は同じ職場では働かせない。と在籍出向を認めません。そして選択しなかった人は即配転要員にリストアップしている。

 配転先の仕事も職場の実態も、配転させるためにのみ作ったものであり業務上の必要性のないものだ。今後、OS会社を選択せざるを得なかった人の証人陳実を予定しています。

 講演後に、今後の活動方針と役員人事を承認して閉会となりました。 
開会の挨拶をする吉野共闘会議議長
裁判の見通しを特別講義する大多和弁護士
講義に聞き入る参加者 3人の原告ががそれぞれ決意表明

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