静岡地裁 第1回証人尋問

 10月12日静岡地裁で第1回証人尋問が開かれました。
 中山元静岡支店長の証人尋問では、肝心な事は知らないと逃げの姿勢でした。自分がプロジェクトの総括責任者でありながら、4つあったプロジェクトの個々の内容にはタッチしていない、ただ報告を受けただけとする態度に終始しました。
 原告の弁護士の構造改革時の会社発行の資料を示しての財務状況に対する追及にも正確な数字を知らないとか、担当でなかったからと逃げのしせいでした。
報告集会で支援共闘会議を代表して
挨拶する萩原県評書記長
構造改革時の財務状況は、会社が言うほど悪くなく悪くなるとの予測に基づいたものでした。
 午前中の中山元支店長の証人尋問に続き、松浦静岡支部委員長の証人尋問が行われました。
 主尋問は順調に終わりましたが、反対尋問では被告弁護士の揚げ足取りのような質問が執拗に行われました。
 一例をあげると「OS会社の名前、資本金、規模も明らかにされずに、再雇用を選択せよと迫るのは・・・」の記述に対し、「資本金がいくらなら、また名前がなになにならが選択の判断材料になるのか?」と、追求してくるものでした。
 OS会社の展望も示さずに再雇用を選択せよと言う会社の無責任な姿勢を問うているのにです。
 傍聴席から「写真も履歴書も見せずに結婚せよというのと同じで戦時中よりひどい・・・」との声も
 次回11月30日の証人尋問の順番が提示されましたが、会社側も必要としないし原告側も必要としない、北村氏の証人を裁判所が採用し、原告側から意義が出され、現在原告岡本君の直属上司を採用するよう提案しましたが北村氏が採用され原告石川、鈴木さんの順番となりました。
 また、第3回は1月18日(金)10時から原告岡本さんと決まりました。
 証人尋問が終わってから報告集会が開かれました。裁判の傍聴には県内の多くの支援団体を始め、岩崎元委員長や愛知・三重からも傍聴に駆けつけてくれ激励と支援の挨拶をしてくれました。

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