NTTリストラ反対裁判・静岡地裁速報
第16回 静岡地裁口答弁論
 
 第16回口答弁論が、10月14日午前16時30分から静岡地裁で開かれました。
 今回は、原告側の提出した証人申請に対し、被告側から宮津証人と原告岡本さんの奥さんについては「必要がないのでは」の意見書が出されたことに対して、原告側から意見陳述が行われました。
 宮津証人に対して被告側はなんとしても阻止したいと言うことでその場では結論が出ずに公開の弁論は打ち切りとなり別室での進行協議となりました。
 別室での進行協議の間に、傍聴者は弁護士会館で待つことになり、支援団体の挨拶をうけました。
 

 静岡県評の大橋議長が、先の定期大会で斉藤議長からバトンタッチされたのを受けて、一足早くNTTリストラ裁判支援共闘会議に対する抱負を述べるとともに、今日の社会情勢にふれ、「強いものはますます強く弱いものはますます虐げられている。企業の中でも労働者の権利は、次々と侵害され長時間労働、サービス残業、成果主義、リストラ。解雇等闘わなければ生きていけない状況があり、静岡県評に寄せられる期待の大きさに正直驚いていますがみなさんとともにがんばりますので宜しく」と挨拶されました。

 静岡県争議団支援共闘の仲間で、全員解雇撤回闘争を闘っている「フジカラー労組」の高松書記長(写真)が、闘いの経過と支援を訴えました。

 進行協議が終わり弁護団からの報告を受けました。被告会社は、宮津証人は必要ないとしてまとまらず、原告側から「総責任者の宮津さんを出せないなら当時の構造改革委員会の委員長とそのメンバーを明らかにして欲しい。その中から証人を要請したい。」として次回口頭弁論は12月15日16時半となったと報告がありました。
 企業年金連絡会が打合せ!

 報告集会終了後、企業年金連絡会が打合せを行い、事務局より現在の状況報告と今後予定されている行政訴訟に対して静岡県としての方針が提案され討議されました。
 来年1月を目処に、行政訴訟連絡会(仮称)の発足を確認してそれまでに東・中・西の各ブロックから運営委員を選出することを確認して終わりました。
 

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