第14回 静岡地裁口答弁論
原告陳述をした、鈴木原告団長 名古屋支援共闘から、大塚・望月さんが参加
6月17日(金)第14回NTTリストラ裁判口答弁論が静岡地裁で開かれました。始めに若干の証拠書類の確認が行われその後、原告の鈴木団長の甲第20号証の陳述が行われました。
陳述書要旨(甲第20号証)
  1.仕事上の経歴・本件配転について
  2.現在の仕事について
  3.本件配転は、手当に関しても不利益(D評価)の見せしめが行われている。
  4.組合活動への不利益に関して
  5.生活上の不利益に関して
  6.まとめ
以上の構成で行われましたが、改めてNTTが行ってきた不当な措置を鋭く告発するものとなっています。
続いて、今後の裁判の進行についてついて、裁判長から原告・被告双方に問いかけがあり、若干のやりとりが行われました。そして、「原告側から提出されている証人尋問について、被告側の意見を文書で求める。双方の論点整理は次回までに裁判所が整理しておく」の裁判長発言がなされ、閉廷となりました。
閉廷後の報告集会で、大多和弁護士から証人尋問申請について説明がありました。
1.証人申請は、宮津純一郎前社長を申請した。各地裁の証人尋問では、酒井・清水の両氏の証人尋問が行われているが、50歳定年制を決めた最高責任者を尋問することで、静岡としては申請した。
2.被告側は、各地裁の証人尋問調書を証拠として提出している。「この調書を読めば、被告側の考えは理解できるし、再度被告側の証人尋問の必要はない」という主張があらわになっています。各地裁での被告側証人は、同一人物であるが、原告は各地裁ごとに異なっているので、原告が異なれば尋問の視点も当然異なってくることもあり、他の裁判所の調書ですませる問題ではない。
3.原告側は証人として、岩崎通信労組委員長・山田通信労組書記長(前西日本委員長)・松浦静岡支部委員長・原告3名・原告岡本夫人・学者証人(氏名未定)の9人を申請した。
4.今後は、裁判所が動判断するかになってくる。全国的な進行状況も見ながら進めているが、今秋から証人尋問に入る見込みと報告がありました。
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NTTリストラ反対裁判静岡県支援共闘会議・通信労組静岡支部主催

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