四柱推命は、古代中国において、東洋医学(漢方薬など)と同じく「陰陽論」と「五行論」をその基盤として出発した占いです。干支暦を用いて、人間がこの世に生まれた瞬間の生年月日時の四柱を算出し、四柱の相生相剋燥湿により占います。



この世の森羅万象を陰と陽に分類し、それぞれの変化のありようを考える思想です。「陰」と「陽」は性質は正反対ですが、お互いに引き合い一緒になろうとする性質を持っています。この世の森羅万象は全て陰と陽の中庸を保とうとしますが、絶えず流動変化します。その変化は一定の規則があり一定の周期で循環を繰り返します。
陰陽思想の考え方は、世界のどこの国にも存在していました。例えばギリシャのピタゴラスは数に奇数と偶数があるのを見て、これに重大な意味をつけています。また、ヒロラウスも、宇宙間に男性の原理と女性の原理があって、両者の合することによって一切の万物が生ずるのだと言っています。
陰陽思想は、今から5千年以上前、中国古代における文明人と言われた漢民族の先祖が、雨量が多く、雑草の繁茂していた中央アジア、もしくはパミール地方に生息をして、遊牧生活を送っていた時代、この思想を大いに発展させたと言われています。



「木火土金水」のことを言います。5行の「行」は“めぐる”という意味です。
この世に存在する全てのものは5行の気を受けて、人も天地からもたらされる五行のめぐりの中で生き生活をしていると考えました。
陰陽相対するあらゆる物は、それぞれ一定の規則をめぐる変化する過程で、作用し、引き合い、反発し合い、助け合い、そのような変化や運動を繰り返します。



木が火を生じ、火が土を生じ、土が金を生じ、金が水を生じ、水が木を生ずる、という作用によって変化が生じます。
いくら木が火を生じるといいましても、火がなければ、木は火を生ずることはできません。他の土、金、水も同様です。





木は土を剋し、火は金を剋し、土は水を剋し、金は木を剋し、水は火を剋します。その作用により変化が生じます。





木と木、火と火、土と土、金と金、水と水といった同じ5行は、互いに助け合う比和の関係があります。





この自然界に春夏秋冬があるように、人間の人生にも季節があります。また過去から受け継がれてきた性質の中に季節があります。そして私たちの先天命の中にその性質が受け継がれています。




干支暦の始まりは、いつの頃か正確にはわかっていませんが、古代中国の周代の黄帝の建国の紀元前2679年までさかのぼって干支を当てはめ、黄帝建国の年月日時を甲子年、甲子月、甲子日、甲子刻として以来、その後、途中、変更も中断もなく、現在に及んでいます。一刻は二時間で、甲子刻より癸亥刻まで60干支を順にめぐり、一日は十二刻ですから5日間で60干支を一巡し、日の干支は60日で一巡し、月の干支は、一年十二ヶ月ですから、同様5年で60干支を一巡し、年の干支は60年をもって一巡します。
人間の生まれた循環の生年月日時の干支によって、その人の命運を推察します。



<六十干支>(干と支の組み合わせ)
甲寅 甲辰 甲午 甲申 甲戌 甲子
乙卯 乙巳 乙未 乙酉 乙亥 乙丑
丙辰 丙午 丙申 丙戌 丙子 丙寅
丁巳 丁未 丁酉 丁亥 丁丑 丁卯
戊午 戊申 戊戌 戊子 戊寅 戊辰
己未 己酉 己亥 己丑 己卯 己巳
庚申 庚戌 庚子 庚寅 庚辰 庚午
辛酉 辛亥 辛丑 辛卯 辛巳 辛未
壬戌 壬子 壬寅 壬辰 壬午 壬申
癸亥 癸丑 癸卯 癸巳 癸未 癸酉

年の干支は、60年目に同じ干支が巡るのですが、それがいわゆる60歳「還暦」で、生年の干支が還って来るというわけです。
人生60歳で還暦のお祝いをしますね。
これは、人生一巡りと言う意味があるのです。

 

占い四柱推命
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