高校生活篇@その7 私と彼とオクラホマミキサー3
例え、彼を傷つけるとしてもやらなければならなかった。
帰り道。
さりげなく谷口に質問してみる。
この頃は、谷口に縋る事でしかネタを得ることが出来なかった。
さりげなく、面白い話を聞いてみる。
谷口「ない」
さりげなく、つまらない話を聞いてみる。
谷口「ない」
さりげなく、どうでもいい話を聞いてみる。
谷口「ない」
さりげなく・・・話を聞いてみる。
谷口「ない」
俺「お前は、つまらない男だな!!」
谷口「うん」
・・・・おいおい。
このままだとこの程度のネタしかないぜ。
僕から話題をふってみることに。
俺「最近、面白いゲーム見つけたんだよね」
谷口「何?」
俺「あれだよ、あれ」
谷口「あれって何だよ」
俺「はぁ?あれしかねーだろ」
谷口「それじゃあ、わからん」
俺「はぁ、しょうがねぇな、貸してやるよ」
俺「おまえんちのHDDいくつまで入るんだよ?」
谷口「1.9G」
俺「え?」
俺「あー、空き容量?何か消せば?」
谷口「いや、消してそれだし」
俺「え?」
そこで思い出した、あいつの家のPCは化石級だ。
ちなみに、フルインストールすると、2.2G近くになるので、無理だ。
最小でも、1.7G。
恐らく動かないであろうが、何とかなるかもしれない。
俺「よし、今度インストールしてみようか」
谷口「・・・」
数日後。
この日は、谷口の家に行く予定。
帰り。
谷口が、急に
谷口「自転車壊れた」
俺「はぁ?」
谷口「チェーン見てみろ」
俺「・・・チェーン外れてるな」
谷口「そうだ」
俺「じゃあ、チェーンいれればいいんでは?」
谷口「それが、チェーンが欠けてるからつけてもすぐに外れる」
しょうがないので、自転車屋に同行。
谷口と店主が話している。
待っている。
終わったみたい。
あれ?
どうして自転車もってくるんですか?
谷口「在庫確認してから修理するのに1日かかるって、だから違う店でやれって」
俺「どこの店よ?」
谷口「国道12号線沿いの自転車屋」
てめぇの家の近所じゃねぇかよ!
というわけで、谷口は、僕の自転車の荷台を掴みながら僕が根性でこいだ。
何故、僕がこがなければならなかったのは未だに謎である。
自転車の修理も終わり谷口の家へ。
いよいよインストールの儀式が始まる。
高まる鼓動、これから起こる未知との体験に心が躍った。
先にも述べたように、このままでは非常にスペックの悪いPCには入りきらない。
いろいろとゲームが入ってたが、すべて削除。
容量確認。
1.2Gぐらい。
駄目だ、足りない。
しょうがないので、プログラムファイルの中のものを削除。
さすがに。やばそうなのはやめておいた。
が、結局すべて削除。
容量確認。
1.5Gぐらい。
まだ足りない。
もう消すものもないということで、しょうがなく禁断のwindowファイルを削除。
おや?
エラーだ・・・!
うわうわ・・・。
あー・・・・。
破 壊 完 了。
明らかに消してはいけないものまで消してしまったので、ウィンドウズを再インストール。
これには、4時間ほどかかるようだった。
待っててもどうせインストールできないのはわかったので、帰ることに。
自分の家で出来ないことを人の家のPCでやるのは面白かった。