高校生活篇@その5 紡いだ言葉、消えぬ音
言葉を紡ぎ二度と消えぬ音となりて相手に伝える。
5回目にして、やっと僕の話。
オーラルコミュニケーションとかいう、恐らく会話をメインとした英語の授業の話。
どっから湧いたのかしら知らないが、教師と一緒に外人登場。
そういえば、中学のときも外人が来てたような気がする。
いつの間にか主導権を外人が握っていて先生は椅子に座ってたりしている。
なんだ、この展開。
どういうわけか知らないが、外人は全員を起立させる。
外人に質問をすることで、質問した人の列が座れるシステムのようだ。
うちの列は(僕を含めて)やる気がないのか、最後まで残ってしまった。
どうせゲームはここで終わりだろうと思っていたら、一番前に座ってる奴が嫌々と質問をはじめた。
どうやら残った列、全員に質問をさせるようだ。
僕の席は、後ろから数えた方が近い。
しかし、質問なんて急に思いつくわけが無い。
イキナリの展開に弱い、それが僕の弱点だった。
うわ、やばい。
ここで、近くの席にいたT君に助言を求める。
高校生活篇においてT君は非常に重要なポジションなのだが、それはまた別の時に。
おれ「ねぇねぇ、T君、なんか素敵な質問ない?」
T「時間を聞け」
おれ「え?」
T「時間」
俺「それっていいのか?」
その時、ちょうど僕の番になった。
どうする・・・。
持っているカードは、ジョーカーだけだ。
覚悟を決めて、念のために確認しておく。
おれ「なにきいてもいいの?」
外人教師「うん」
あれ・・・?
「日本語話せるじゃねぇかよ!」
思わず突っ込みたくなったが、気持ちを抑えてカードを出す。
おれ「えー、じゃあ・・・」
おれ「what time is it now?」
外人教師 「プッ!ah・・・3:15」
俺「thank you!!」
営業スマイル全開で乗り切った。
その後、いろいろ言われたが細かいことは気にしないのが俺流。
好きな言葉は、結果オーライだ。