高校生活篇@その17 それが出会いだった
考えるな、感じろ。
大学推薦入試当日。
この日のために、小論文の練習はしてきた。
面接の練習は1回もしてない。
担当教師が嫌でサボったからだ。
呼び出しもくらわなかったし、向こうもやる気なかったんだよ。
タクシーに乗って学校まで行く。
9時40分教室(201教室)に入る。
かなり殺伐としていた。
触れただけで殺し合いが始まりかねない状況。
2分後に、同じ学校の知り合いがくる、挨拶程度にしておく。
1分後。
暇なので読書。
小論文の書き方の参考書を読んでる人は多かったが、僕は小説だ。
続きが気になって仕方が無かったんだ。
10時に試験官到着、説明開始。
10時30分、試験開始。
昨年の小論文のテーマは飛行機事故による機械のなんたらだった。
どうせ、今年も機械か情報系だろうと思ってた。
現実は、そんなに甘くない。
テーマ:大リーグで活躍する日本人選手と私の夢
笑いを堪える事3分。
気を取り直して早速取り掛かる。
11時20分、練習用の紙に書き終わる。
これから清書、時間も40分もあるし楽勝だなコレ。
11時40分、通りかかった試験官の一言。
試験官「縦書きじゃなくて、横書きだよ」
グッバイ、マイライフ。
消してる時間などないので、新しい紙をもらう。
俺は、3つの選択肢を出した。
1.全部書けないだろうが、丁寧に書く。
2.全部書けるだろうが、雑に書く。
3.諦める。
とりあえず、3は論外だ。
落ち着いて考える。
全部書いていないと点数すらもらえない可能性がある。
作戦2でいくことに。
しかし、焦りは止まることなく、字も滅茶苦茶。
刻々と時間は過ぎていく。
間に合うか、間に合わないか。
自称最速の俺を止められる奴は誰にもいないぜ!
11時57分、なんとか終わる。
奇跡が起こったが、自分の小論文を見た時、驚いた。
かなり汚かったよ☆
とりあえず、激しく目立つ部分をを修正しておく。
推敲する暇もなく、12時00分をむかえる。
12時05分、同じ学校の知り合いとご飯を食べる。
1時00分、面接試験スタート。
俺の出番は、まだまだだった。
1時30分、小説を読んで時間を潰していたら、教官がやってきて、面接室へと連れて行かれる。
1時45分、面接開始。
面接官「えー、では、受験番号、名前、出身校を教えてください」
伝える。
面接官「では、座ってください」
俺「はい、失礼します」
中略
面接官「えー、学級委員長をしていたそうですが、どんなことをしましたか?」
俺「生徒会の集まりに行ったり、クラスで意見をまとめたりしてました」
面接官「委員長は、大変でしたか?」
俺「大変でした」
面接官「どういったところが?」
ここは正直に言ったほうがいいだろう。
俺「誰も話を聞いてくれないのが困りました。」
中略
面接官「数学は、3年生になってからやっていないんですね?」
俺「はい」
面接官「数学は好きですか?嫌いですか?」
俺「好きでもないし、嫌いでもありません」
面接官「なぜ、好きでは無いんですか?」
俺「えーと、それは・・・」
沈黙
俺「こんなこと言うのも何ですが、それは、先生の教え方に問題があったと思います」
笑う面接官。
俺「勝手に進めるだけで、よく意味がわかりませんでした」
とりあえず、これは真実だ。
面接官「私の方は、これくらいですが、先生は他に何かありますか?」
小論文の内容について突っ込まれた。
5分間ほど、一方的に喋られる。
思えば、面接時間の半分以上は、これだった。
簡単にまとめると
『お前のやっていることは無駄だ』
否定。
ヤバイと思っていた推薦も合格したわけで万々歳なわけですが、
学内で僕を否定した男を見るたびに呪いをかけてます。