高校生活篇@その13 僕と僕らのお祭ジャック『後編』
肉体は果てても、魂だけは永遠に踊り続ける。
文化祭当日。
中止になりかけた。
原因は、DQN達が髪を金髪やら茶髪に染めてきたからだ。
1人や2人ではなく、学年中のDQN達。
もし中止になっていたら、僕が愛情を込めて彫り上げた木製看板で殴り倒してる所だ。
なんだかんだで1時間程度の遅れはあったが、再開される事に。
僕のクラスの出番は最後の方だったので、それまでずっと暇をしなければならない。
もちろん、黙って踊りを見てるほど暇ではない。
よって、脱走。
普通に出たのでは見つかってしまうので、学校の隣にある森林から脱走。
メタルギア並の緊張感があった。
自分の出番が近くなってから、最初から居ましたよオーラをだしながら準備をする。
他クラスの踊りを見ていると
バク宙に挑戦していた子がいた。
顔面から着地。
担架で運ばれていた。
痛そうだった。
他にも、飲酒で酔いが回って運ばれる生徒も居た。
飲酒だという事は伏せているだろうが。
出番になる前、違うクラスの友人に布切れを貰った。
最速と書かれていた。
僕達は、熱い握手をかわした。
そして、踊りが始まった。
1日目のプログラムが終了し、2日目の準備をしなくてはならない。
僕は、急いで店の準備を始めた。
テント設営から炭コンロの設置。
やるべきことはすべてやった。
後は、明日になるだけだ。
文化祭2日目。
最初は、ステージ発表から始まる。
うちのクラスは、歌手が踊るようなダンスをやっていた。
旧会長もその一員だ!
それを見とどけると直ぐに店の準備に取り掛かるために体育館から脱出した。
無論、事前に許可はとっているが。
火を起こして焼き始める。
店は「焼き鳥屋」である。
少し経ってからステージ発表が終わったのか、一気に客が来た。
食券を受け取ってから、焼き鳥を渡す。
焼き鳥を常に焼き続ける。
クーラーボックスから焼き鳥を補充する。
明らかに人手不足だった。
それを見かねたクラスの女子(この人たちは嫌いじゃなかった)が手伝ってくれた。
そうさ、男に渡されるよりは女の子に渡された方が嬉しいに決まっている!
気がつけば、いつの間にか展示の時間が終わっていた。
かなり忙しかった。
バイトするとこんな感じなのだろうか。
何だか良くわからないうちに文化祭が終わった。
その後は仲間内での打ち上げが始まった。
焼き鳥の残りを食べて、花火をして、幽霊探しをして、
僕の青春は終わりを告げた。
さようなら。