高校生活篇@その11 青春の青い星









愚行だったとしても、誰にも真似できない事を誇れ。


文化祭の準備中。

やる前は不満だらけでも、やるとなったら真面目に仕事する僕。

3年目で最後の文化祭は、屋台をやることに決定していた。

焼き鳥屋をやることになった僕らは、必死で準備をした。

木彫りの看板を作るのは楽しかったなー。

衛生とか何とか面倒な処理もあって、調理する人間を選定しなくてはならない。

どうせ、うちのクラスの事だ。

男子はダメだと言っても勝手にやるだろう。

それなら最初からできるようにしてやれば良い。

男子全員の名前を登録。

女子・・・は、まあいいか。

高校時代の女生徒が怖くて女恐怖症になったのは有名な話。


名簿を見ながら男子の名前を書いていると、T花君が話しかけてきた。

T花「肉って俺も焼けるの?」

俺「うん、男子は全員登録したから大丈夫」

T花「お、やった」

俺「当日、手伝ってね」

T花「任せとけ」

T花「俺は、数々の肉パーティーで肉奉行を務めた」

俺「・・・」

































後日談ではあるが、彼は手伝うことは無かった。


登録用紙を書き終えて、次の作業に入ろうとした時。

T花「これって食えるのかな?」

彼は手に持っていたソレを僕に見せる。

T花「デンプンって書いてるし」

俺「いや・・・無理だと思うけど」

T花「・・・」

俺「・・・」




















蓋を開けて、食べた。





















糊(のり)を。

俺「・・・どう?」

T花「うーん・・・」





















T花「微妙・・・?」

聞かれても困る。

彼の勇士を称えた。