木造住宅の工法の比較検討表
木造軸組構造
集成材工法 在来工法 伝統的工法
歴史(背景)
大地震に負けない高い安全性を
目指した木造工法。

ドーム施設や体育館などの
大スパン建築で実績がある。
戦後(1950年)以降
住宅建築を広く普及させるため
につくられた工法。

現在、日本においてもっとも
一般的な工法。
歴史は飛鳥時代に始まり、
神社・仏閣をはじめ、
古民家などにも用いられてきた
伝統的な工法。
工法の特徴
柱梁などの軸組みを基本に、
独自の
構造金物を使用。
土台、柱、梁、筋交いなどによって
成立している。
耐震要素として、筋交いや合板、
補強金物などを使用。
大断面の柱、梁を用いて、
熟練の技術者が貫や複雑な仕口、
木組みで架構。
極力、釘を使わず、土台もなし。
材料
徹底した品質管理から生まれる
高性能な構造用集成材。
樹齢30年程度。
産地・生育条件不明が多い。
主要な構造材は、
樹齢数百年〜数千年。
産地、生育条件まで吟味。
法的運用規定
性能規定
(建築基準法)
仕様規定
(建築基準法)
建築基準法の適用外
(建築主事の判断による)
構造材に集成材を使うことが前提。

新しい技術でも検証を行うことで、
性能の高いものは相応に評価される。
建築基準法で定められた材料を使い、
仕口の加工、接合方法、体力要素、
釘の本数など、決められた仕様で
建築する。
従来通りの在来工法が前提。
構造の考え方
性能規定に準じる

実験による検証と
構造計算による。
仕様規定が定める
壁量計算に準じる。

強度とプランのバランスは、
設計者の判断に負うところが大きい。
規定はないが、
伝統的に継承された技法で、
今も一部使用されている。
メリット
自由で開放的な空間構成。

確実な構造強度。
施工が簡易なため、
より多くの職人さんが建てることが可能。

安価での建築が可能。
力強い木組みの魅力。

大きな断面の柱と梁で、
大空間が実現できる。
デメリット
コストが割高となる。 職人さんの腕により、
構造強度や、出来栄えが違う。
一般住宅には不向き。
採用会社
SE工法

SMJ工法
一般的な工務店

宮大工さん
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