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<火災・劣化・維持管理についての性能比較表>  

ここでは、住宅の強さについて、耐震性以外の項目を比較検討してみましょう。

表示性能 等級
@構造の安定 耐震等級 @ A B
耐風等級 @ A
地盤や基礎の構造 形式・対策を確認
A火災時の安全 感知警報装置設置等級 @ A B C
耐火等級(開口部) @ A B 
耐火等級(外壁など) @ A B C
B劣化の軽減 劣化対策等級(構造躯体など) @ A B (C´=B+2層通気工法)
C維持管理
更新への配慮
維持管理対策等級(専用配管)
@ A B


A火災時の安全

・感知警報装置設置等級

 火災の早期感知のしやすさが、警報装置の性能と設置場所で評価されます。
 
等級 設置場所 警報装置の性能
等級C 全ての居室+階段室+全ての台所 早期に感知し、住戸全域に警報する
等級B 全ての居室+階段室+全ての台所 早期に感知し、該当室付近に警報する
等級A 全ての寝室+階段室+全ての台所 感知し、該当室付近に警報する
等級@ 全ての寝室+階段室 感知し、該当室付近に警報する

個人的な意見としては、
一般的な住宅の火災対策として、等級AかBぐらいの対策で十分だと思われます。

・耐火等級(開口部)

等級 火災をさえぎる時間の長さ 対策
等級B 60分相当以上
等級A 20分相当以上 網入りガラス、または、通常ガラス+防火シャッター
等級@ その他 通常ガラス

・耐火等級(外壁など)

等級 火災の熱をさえぎる時間の長さ 対策
等級C 60分相当以上
等級B 45分相当以上
等級A 20分相当以上 一般的なサイディング外壁
等級@ その他 一般的なサイディング外壁

B劣化の軽減(耐久性)

等級 通常の自然条件、維持管理のもとでの、改修時期までの対策年数
等級B 約75〜90年
等級A 約50〜60年
等級@ 建築基準法に定める対策


POINT:

木造住宅の耐久性には、湿気対策が必要です。

通気の種類には、1層と2層がありますが、

壁の内側と外側に2層の通気層がある、壁体内外通気工法のほうが

断熱材部分の通気も得られ、よりよい仕様となります。

木造住宅通気の方法
壁体内外通気工法(2層) 壁体外通気工法(1層)
柱の内側と外側に
2層の通気経路がある。
(断熱材部分の通気も得られる)
柱の内側の通気経路はなく、
外側に1層の通気層がある


C維持管理・更新への配慮(メンテナンス)

専用の給排水菅およびガス菅の維持管理(清掃、点検、補修など)を容易にする対策です。

等級 評価
等級B 構造躯体と仕上げ材を傷めずに、配管の維持管理ができる
等級A 構造躯体を傷めずに、配管の維持管理ができる
等級@ その他


施工会社に、これらの等級の明示を依頼することにより、

自分の家の等級を確認していきましょう。





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