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 ハワイアンズと化石発掘
 ○日程  2007/11/23〜11/25 2泊3日  ○走行距離  572Km
 1日目(11/23)  自宅〜ハワイアンズ〜いわき市遠野オートキャンプ場
 2日目(11/24)   アンモナイトセンター
 3日目(11/25)  チェックアウト〜いわき・ら・ら・ミュウ〜自宅
 
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1日目(11/23)晴れ
 5時に自宅を出発し、近所のコンビニで朝食用にパンを買った。さっきーが寝ているうちに外環道・常磐道と順調に走り、起こして中郷SAで休憩・朝食をとった。売店では翌日の朝食用に定番の水戸納豆とカマボコを買った。そこから30分ほど走り、8時にハワイアンズの第一駐車場に到着した。開園は9時のはずだが徐々に混みだしてきた。30分前にBrossから出て、開園待ちの列と入場券売り場の列に別れて並ぶことにした。入場料金はHP割引で大人2800円子供1800円だった。
 
 入園すると温泉の更衣室に行って着替え、さっそく流れるプール等で遊んだ。さっきーは2人用の浮き輪で降りるワンダーブラック(滑り台)が気に入って2回滑った。最近習っているクロールの息継ぎを見せてもらったが「まだまだ」いう感じ。プールで遊んだ後は温泉に入って温まった。実は水の中に入っている時は良いが、上がると寒さを感じていた。食堂で昼食(焼きソバ・牛丼など)を済ませ、お土産を買って出ることにした。今回は時間が無く、めちゃ混んでいたのでもったいなかったような気がした。
 
 ハワイアンズからは30分、14時半にキャンプ場に到着した。管理棟で2泊分の料金(9450円)を支払いチェックインすると「今日の利用者は6組で、予約されている3サイト以外なら選んで良いよ」と言われサイトNo24に決めた。トイレ棟の隣だが最も良いサイトに思えた。15時になると太陽は山に隠れ、16時になると暗くなってしまう。明るいうちにスクリーンタープを設営したり、さっきーとバトミントンやサッカーをして遊んだりと忙しかった。電源を有効に使うため今回は自宅から電気ストーブを持ち込んでみた。
 
 近くに寄らないと暖かくないが、タープ内の空気が汚れないのは良いことだ。暗くなってからの気温はグングン下がりはじめた。18時にはとうとう0度まで下がった。「氷が出来るかな?」と言うと、さっきーは空いた食品トレイに水を入れて実験を始めた。18時に豚汁を作りはじめ、出来上がると夕食にした。炭火で椎茸とフランクを焼き、豚汁の中にうどんを入れた。さっきーは豚汁うどんを「美味しい」と言い唇を火傷しながら食べていた。晩酌のビールは1本だけにして、続きは焼酎のお湯割りを飲んだ。
 
 今日は買い物をしない予定だったので、焼酎はあらかじめ自宅から持ってきた。それは夏休みに秋田で買った「酒粕焼酎・男鹿路」である。21時にさっきーが寝る頃になると、気温はマイナス2度まで下がった。トレイの水も凍りはじめた。満月が明る過ぎて満天の星空ではなかったが、寒さを忘れてマッタリと過ごした。しかし、焼酎は飲みかけで残りが少なかったこともあり、あっというまに無くなってしまった。お湯だけ飲んでも美味しくないので、22時半に寝てしまうことにした。
 
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2日目(11/24)晴れ
 私は5時半に起床。外に出ると星が良く見えていた。気温はマイナス3度でタープや車のボディなど外側は凍っているようだ。水道でやかんに水を入れようとしたが、蛇口辺りが凍ってしまい全く動かない。タープ内に家から持ってきたペットボトルが置いてあったので良かった。カセットコンロに火を点けても火力が弱く、お湯を沸かすことにも苦労した。炭火を熾し、6時になると徐々に明るくなりだした。寒さのせいか野鳥の声も無く、炊飯器の音だけが聞こえる中でコーヒーを飲んで過ごした。
 
 7時になると2人を起こした。さっきーが実験といってトレイに張った氷は5ミリほどになっていた。朝食は炊飯器で炊いたご飯に、おかずは前日SAで買った水戸納豆と、納豆の嫌いな2人はカマボコとウィンナーを焼いて食べることにした。気温が低いのでご飯など温かいものは早く口にしないと直ぐに冷めてしまう。前日残しておいた豚汁は体が温まって美味しかった。食事の片付けをする頃には水道の水も出るようになった。8時を過ぎると日が当たりはじめ、気温が上がる様子が感じられた。
 
 8時半にアンモナイトセンターに向けて出発した。常磐道を利用して1時間、ちょうど開館時間の9時半に到着した。発掘体験の申し込み用紙に必要事項を記入し、受付で料金(大人350円子供100円)を支払い入館した。10時から説明が始まり、半から1時間位発掘体験をした。さっきーもヘルメットと防塵眼鏡を装着し、軍手をして金槌などを使って楽しそうに遊んで?いた。私は真剣に岩を砕いてお宝を探したが見つからず、結局小さな貝殻の欠片と削った石を記念に持ち帰ることにした。
 
 お昼は「お寿司が食べたい!」と言うので、まっすぐ東(海岸方面)に向かい、国道6号線を走ってお店を見つけることにした。久ノ浜港の近くということもあり、直ぐに「寿司徳」が見つかった。メニューを見て上握り(2100円)マグロ握り(1600円)天ぷらセット(900円)を注文した。サービスでアジ?の開きが付き、どのネタも美味しかった。そのまま6号線を通っていわき湯本方面に向かい、通りがかりのスーパーで買い物をすることにした。今夕と翌朝の食材は買えたが、地元の焼酎が無くてガッカリした。
 
 本日の温泉はいわき湯本温泉街で探した。予定していた所が駐車場満車で諦めた。どうしようかと思ったが、すぐ近くに源泉掛け流しと書いてあり日帰り入浴可能のホテル「古滝屋」を見つけた。駐車場も空いていたのでそこで入ることに決めた。フロントで料金(大人800円子供200円)を支払い温泉に入った。硫黄の匂いがかなりしたが良い温泉にめぐり会えた。時間帯なのか日帰り利用客だけだったので空いていたのも良かった。温泉から出た後は、ソフトクリームを食べてキャンプ場に戻ることにした。
 
 15時半に戻ったが直ぐに日陰になってしまった。ビールを1本飲んだ後、明るいうちにバドミントンなどをして遊んだり、場内を散歩して学校で使う落ち葉を拾ったりした。所々に柿の木があり、美味しそうにたくさん実をつけていたので1個拾って後で食べてみることにした。夕方には薪を買ってきて焚き火をして暖をとった。夕食まで時間があったので、焚き火を囲んでさっきー達はDSで遊んでいた。今日の利用は5組しかないようで、暗くなるとひっそりと静まり返った。薪が無くなると炭火に替えて夕食にした。
 
 夕食は保温しておいたご飯に、おかずは焼き肉と野菜であった。さっきーは大好物の焼肉であっという間に食べ終わってしまい、散歩の時に拾った柿を食べてみることにした。「心配的中」渋柿で食べられなかった。食事の時に野良猫を見かけた。寒いから生きていくのが大変だろうな〜と思った。私は食事の時間が終わっても、いつものようにお湯割りを飲んでダラダラと過ごした。今夜も満月で前日と同じような天気であったが、冷え込むスピードが遅く、寝る時間(22時)になっても2度までしか下がらなかった。
 
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3日目(11/25)晴れ
 私は5時に起きて外に出た。気温はプラス2度で、前日と比べて何も凍っていないが寒さは感じた。ゆっくり明るくなってくると、地面に食べかけの食パンが落ちているのに気が付いた。どうやら昨晩見かけた猫にやられたようだ。7時にさっきーが起きてくると朝食にした。メニューは、さっきーは残っていた食パンを焼いて食べ、私とさき母はお餅を焼いて食べた。8時に日が当たりだすと夜露で濡れたものが勢い良く乾きはじめた。撤収が一段落すると、さっきーと2人で場内の散歩をしたりバドミントンなどをして遊んだ。
 
 ちょうど10時にチェックアウトをし、Brossの中でこれから何処に寄ろうかと検討した。とりあえず海岸方面に向かうことにし、ナビを三崎公園に設定した。途中GSで燃料の補給をし、遠野饅頭の看板をかかげた「柴崎菓子店」で饅頭などをお土産に買った。海岸に近づくと「いわき・ら・ら・ミュウ」の看板が目に入った。そこはいわき市の観光物産センターで、HPで見た記憶ではお土産を買ったり食事をするのに適したところであった。さっそくナビの設定を変更して向かうことにした。
 
 11時に到着。センターの駐車場側は魚屋が数件並んで市場のようになっており、いわき特産の「めひかり」をはじめたくさんの種類の魚が見られて飽きなかった。センター内の数軒ある食堂の中からお寿司屋さんに入り食べることにした。(上握り1800円、マグロのホホ肉ステーキ丼1280円、ミニのウニ・イクラ丼1300円)その後は、海辺で休憩をしてお土産〔地焼酎、めひかりのカマボコなど〕を買い帰ることにした。13時に出発し、いわき勿来ICから常磐道・外環道を利用して15時に無事帰宅した。
 
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 このキャンプ場は四方を山に囲まれていて、この季節になると日が当たる時間が短いのでチェックイン・設営は早めに済ませて良かった。利用者が少ないこともありとても静かだった。中央に芝生の広場があり、囲むようにサイトがある。その外周に舗装された管理道路、その外側にまたサイトがある。外側のサイトは土を掘り起こしてあり、利用できる状態ではなかった。芝生の手入れをしていると思っていたが、後で聞くと「イノシンがミミズを探して掘り返す」とのことだった。イノシンは人が居る時は出ないらしいので安心した。個々のサイトはとにかく広い。足元は芝生で気持ち良く、電源・水道が付いていて便利だった。トイレは管理棟と広場を挟んだ反対側にあり、どちらも清潔で便器の数も十分あった。3日間ともに天気に恵まれて良かった。初日の午後に風があった他は穏やかで、2晩とも満月と星座が綺麗に見ることができた。気温は氷点下になるなんて思いもしなかったが、過ごしてみると辛くないし温度計を見るのにワクワクした。ロケーションも施設も良いのでまた利用したいキャンプ場だけど、今度は暖かい季節に来たいと思う。
 
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