トップ > 旅のあしあと > 2007年
 
 北東北キャラバンと夏休みキャンプ
 ○日程  2007/8/10〜8/18 8泊9日  ○走行距離  2,494Km
 1日目(8/10)  自宅〜前沢SA
 2日目(8/11)   秋田県・男鹿半島(なまはげ館・入道崎)
 3日目(8/12)  青森県・十三湖〜津軽半島(十二湖・竜飛岬)
 4日目(8/13)  青森県・八甲田山〜十和田湖
 5日目(8/14)  青森県・下北半島(大間崎・恐山)
 6日目(8/15)  岩手県・くずまき高原牧場〜御所湖
 7日目(8/16)  栃木県・那須野が原公園オートキャンプ場
 8日目(8/17)  キャンプ場
 9日目(8/18)  キャンプ場〜自宅
 
 
0810 2日目→  TOP↑
1日目(8/10)晴れ
 16時に自宅を出発し、浦和ICから東北道にのって行ける所まで行こうと思った。この時間は帰省渋滞の影響は無く順調に走ることができた。中尊寺PAにEneosがあったので給油し、国見SAまで行きレストランで夕食(蔵王高原豚生姜焼き丼、喜多方味噌ラーメン)を食べて休憩をした。売店で晩酌用のつまみ(笹かまぼこ260円x2)などを買い込んだ。再出発すると間もなくさっきーは寝てくれ、車中泊する前沢SAまで進んだ。晩酌をして初日は24時に寝ることになった。
 
0811 ←1日目  3日目→  TOP↑ 
2日目(8/11)晴れ
 私は5時に起きた。蒸し暑いのと窓を開けると車の出入りが多くうるさいので寝苦しかった。外に出るとGSも売店も混雑していてびっくりした。次から次へと駐車場に車が入ってくるが、停められずに周っているのもいるようだ。さき母が起きるとおにぎりを買い、さっきーが寝ている間に秋田道の錦秋湖SAまで移動した。車内で食べたおにぎりは手で握ったもので美味しかった。遊歩道を散歩して錦秋湖を眺めたかったが、最近熊が目撃されたというので立ち入り禁止となっていた。・・・残念
 
 昭和男鹿半島ICで一般道におり、本日最初の目的地である道の駅「てんのう」には9時過ぎに到着した。広大な敷地の中に温泉施設や展望棟があったが利用せず、池を見ながらソフトクリーム(ブルーベリーミックス)を食べたり、鯉に餌をあげたりして休憩した。観光箇所の情報と、売店でキャンプ用のあきたこまち5kgと焼酎(男鹿)を仕入れた。 
 
 10時半になまはげ館に到着した。隣接する男鹿真山伝承館との共通入場券(大人800円子供500円)を購入し、まずはなまはげ館を見学した。中ではなまはげの衣装やお面を付けて写真を撮ることができた。伝承館ではナマハゲ習俗学習講座といって、なまはげとの問答を再現した劇を見ることができた。訛りで聞き取れないところがあったが、なかなか迫力があり、特に子供たちは脅されていて面白かった。となりの軽食コーナーで五平餅を買い食いして後にした。
 
 12時過ぎに入道崎に到着し、たくさんあるお土産屋兼食事処の中から「潮風」という店で昼食(ねぎとろマグロ丼、うにいくら丼、稲庭うどん)をとった。海岸というか数10m崖上の草地から灯台周辺を散策したが、暑い(日差しが強く無風)ので早目に切り上げた。さき母が「きりたんぽを食べたい」というのでお店で休憩した。さっきーはカキ氷を食べていた。
 
 14時に男鹿半島を一望できる「八望台」に到着した。眼下に戸賀湾や火山湖の一の目潟や二の目潟が望めた。辺りは静かで、野鳥の声が良く聞こえた。さっきーは双眼鏡で遠くの景色も楽しんでいた。
 次に男鹿半島を離れ、日本海岸を北上して道の駅「みねはま」に向かった。途中で給油し、ナビに従ったら対向車とすれ違えないほど狭い旧道を走らされてたどり着いた。ここでスタンプノートの紛失に気付いた。年末の伊豆半島キャラバンからスタンプを集めていて、沖縄の全駅もゲットしたのに残念である。
 
 さらに北上し県立自然公園「八森岩館」で休憩した。ここからの景色も良く、夕日も綺麗に見られそうであった。
 予定より少し時間が早かったので海水浴場で少しだけ遊ぶことにした。海水浴場といっても砂浜は無く岩場で、泳いでいる人は無くBBQをしているグループがいた。足だけ浸かったが、水が綺麗で冷たく気持ちが良かった。小魚やカニがたくさん見られた。
 
 予定していた日帰り温泉施設「八森いさり火温泉ハタハタ館」に到着した。入浴料金(大人400円子供200円)を支払い温泉に入った。が、ものすごく込んでいてお湯が熱かったのでゆっくりできなかった。後でわかったが隣にオートキャンプ場があり、そこから日焼けした親子がたくさん来ていたようだ。そのせいか休憩所は全く空いていて、こちらでは静かに過ごせた。温泉・休憩所からは海に沈む夕日が見れないのに気付き、急いで車に戻った。
 
 車で少し移動したところで夕日を見た。少し雲がかかっており残念だった。夕食と翌日の朝食をローソンで買い、20時に本日の車中泊地である道の駅「はちもり」に到着した。夕食(ヤキソバ、お好み焼きなど)を済ませ、本に紹介されていたお殿水(白神山地を水源とする清水)を飲みに行った。甘くて美味しかった。空いていて良いが、トイレが臭く虫が多いのが難点だ。締め切ると蒸し暑いので網戸をセットして扇風機をつけ、22時に寝ることにした。
 
0812 ←2日目  4日目→  TOP↑
3日目(8/12)晴れ
 私は4時半に起きた。寝る時は扇風機の力を借りたが良く眠れたと思う。さっそくお殿水で顔を洗った。早くからお殿水を汲みに来る人が大勢いた。目の前に設置された気温計は22度を表示している。二人が起きる6時半までパソコンをやって遊んでいた。
 朝食は、ちょうど目の前に設置されていたテーブルとチェアを借り、お殿水を使ってコーヒーを入れてパンを食べた。空いたペットボトルにお殿水を汲んで後にした。
 
 いよいよ青森県に入り、最初の目的地の十二湖には8時過ぎに到着した。駐車料金(400円)を払い青池など散策した。青池は、日光が当たっているところはコバルトブルーに輝いており、日陰では奥の深そうな青色をしていた。季節や時間帯によって様々な景色が楽しめそうである。気軽に来れないので残念だ。散策後、売店でソフトクリーム(ブルーベリー)とアップルパイ、コーヒー牛乳を飲食しながら休憩した。
 
 10時に道の駅「ふかうら」に到着した。海水浴場が隣接されているのと、地元の物産(海の幸)目当てのお客で混雑していた。私とさっきーも足だけ浸かって遊んだ。さっきーは滑って転んでびしょ濡れになり、さき母に怒られていた。炭火で焼き上げた焼きイカはジューシーで美味しかった。
 そのあと、平たい岩が連なる千畳敷海岸で遊ぼうと思ったが、車を停める場所が無く断念し車窓から見るだけとした。
 
 11時半に海の駅「わんど」に到着した。お土産品だけでなく、地元で取れる農産物や海産物が売られていて繁盛していた。中にある食事処「どん」で早目の昼食をとる事にした。特製どんちゃんぽん(1300円)、海鮮皿うどん(850円)、ネギトロ丼(1200円)を注文した。ちゃんぽんは海の幸がぎっしり入っていてボリュームも満点で美味しかった。皿うどんもなかなか美味しく、ネギトロ丼の方も前日のより美味しかったとのことだった。
 
 12時半に道の駅「もりた」に到着した。隣接する旧増田家を再現した古民家中には古風酒蔵「弥三郎」があり、そこで自宅用の米焼酎「津軽海峡」と職場の持ち寄り会(飲み会)用に日本酒「津軽浪漫」を購入した。ついでにそこで売っていたすいかジュースを飲んでみた。ただのスイカを搾っただけに感じたが、さっきーは美味しいと言って飲んでいた。
 
 職場の先輩の故郷で、駅の外観が面白いとのことで五能線の木造駅に寄り道した。駅舎が巨大な土偶になっていてビックリした。この土偶は縄文時代に作られた遮光器土偶といって、木造町の亀ヶ岡遺跡にて発掘されたものらしい。おまけに電車が近づくと目が光ったり、夜はライトアップされるらしいが、駅前は閑散としていて利用客を見ることも無かった。隣の空き地には最近使われたものか、ねぶたが置かれており、間近で見学できて良かった。 
 
 14時に道の駅「十三湖高原」に到着した。(月夜野よりも)長〜いローラーコースターがあり、ビート板も完備されていて滑りやすく、楽しかったので2回も滑っていしまった。ここからは十三湖を遠くに眺められるだけで、結局湖畔で景色を楽しむことができなかった。
 続いて道の駅「こどまり」に到着した。ここも海水浴客の駐車場と化していて混雑しており早々と後にした。
 
 ここから竜飛岬に向かう道は、ヘアピンカーブが続く山道であったが、絶景ポイントが多くて快適にドライブすることができた。峠を登りきったところの展望台「眺瞰台」で休憩した。視界は360度で、走ってきたクネクネ道と日本海、竜飛岬の向こうに北海道も薄っすらと見ることができた。何で?こんな山に登らないと竜飛岬に行けないのだろうか?と疑問に思うのは私だけでしょうか。
 
 16時に道の駅「みんやま」に到着した。青函トンネル記念館にも行きたかったが、時間がかかりそうなので断念し、東北電力の竜飛ウィンドパーク展示館で少しだけ遊んだ。いろんな風車や竜巻をつくる装置が展示されていて楽しかった。さっきーは特に風力体験コーナーが気に入り、最大風速15mを何度も体験して喜んでいた。
 竜飛岬の手前に階段国道(車が通れない国道)があり、記念に写真だけ撮った。
 
 ついに津軽半島最北端の竜飛岬に到着した。風が強いという印象があったが無風で、ここまで来ても・・・と思うくらい暑かった。ここからは北海道が目の前に見ることができた。岬を後にすると自宅からの走行距離が1,000Kmを超えた。
 17時に道の駅「たいらだて」に寄り、陸奥湾岸を南下しながら本日の温泉と車中泊地を決めようとしたがなかなか見つからなかった。結局は青森市内を抜けて、道の駅 「ゆ〜さ浅虫温泉」に行くことにした。
 
途中で給油し、やっと見つけたコンビニ(ミニストップ)で夕食を仕入れ、19時に、駅の駐車場にBrossを停めた。先に温泉に浸かった。入浴料金(大人350円子供150円)で、安いだけに内湯が2つだけに洗い場も狭く石鹸類も付いていなかった。ちゃんと石鹸類を持っていたさき母はさすがである。展望風呂というわりには夜は何も(内湯からだと星も)見ることができなかった。
 20時半に車内で夕食(オムライスやから揚げなど)をとり、22時に寝ることにした。前日と違って虫が居なくて涼しく感じた。
 
0813 ←3日目  5日目→  TOP↑
4日目(8/13)晴れ
 私は5時に起きてパソコンで旅のメモをしていた。さっきー達が起きるとミニストップに移動して朝食をとった。
 十和田ゴールドラインを通って8時半に八甲田ロープウェーに到着した。始発まで30分あるので車内でコーヒーを飲んだりして寛いで待った。往復チケット(大人1800円、子供850円)を購入し頂上へ行った。天気が良かったのでロープウェーからの眺めも良く楽しめた。。
 
 さき母の話だと「山頂は長袖が必要なほど寒い」とのことだったが、弱い風が涼しく感じるくらいで日向では結構暑かった。1km30分の遊歩道(八甲田ゴードライン)を歩くことにし、いくつかの展望台で野鳥の声や景色を十分楽しむことができた。山頂駅でジュースを飲んで休憩し、10時発の便で降りた。山麓駅では天然水(八甲田湧水)の水道があり、ペットボトルに汲んで後にした。
 
 十和田ゴールドラインを更に南下し、木漏れ日のなか奥入瀬渓流沿いを走った。本当はBrossを停めてゆっくり散策したかったが、駐車スペースが無いので写真を数枚撮るだけで断念した。違法駐車の車や観光客を昇降するバスまでも溢れており、通り抜けるのが大変だった。この後は同じ道を通らないことを肝に銘じ十和田湖に向かった。
 
 11時半に十和田湖畔の休屋に駐車料金(410円)を支払って停めた。先に昼食を済ませることにし、和食処「とちの茶屋」に入った。ヒメマス定食(1650円)、稲庭ざるうどん(850円)、冷やしとろろそば(850円)を注文して食べた。新鮮なヒメマスを塩焼きにしているようで美味しく、味見したさっきーも「美味しい!」と気に入っていた。
 
 さき母が遊覧船の乗車券(大人1400円子供700円)を買いに行っている間、私とさっきーは湖水に足を浸して遊んだ。水は冷たくて気持ち良く、小さな魚を足元で見ることができた。遊覧船の所要時間は1時間で、13時発に乗りこんだ。船室では日陰だが風が良く入ってこなかったので蒸し暑かった。船を下りてからソフトクリーム(りんご、バニラ)を買って食べた。
 
 15時半に道の駅「しんごう」に到着した。ここは牧場やキャンプ場を備えたところで、そこで作った牛乳を飲み、飲むヨーグルトを買った。
 16時に日帰り温泉「倉上温泉」に到着した。料金は大人350円子供150円で石鹸類は無し、男風呂はサウナがあったがシャワーが無かった。ガイドブックには載っていないくらい小さなところだが、お湯はこの旅で今日まで入った3つの中では一番良く感じ、空いていたのでのんびり湯ったりすることが出来た。
 
  17時半に道の駅「とわだ」に到着した。時間が半端だったので、駅内のレストラン「Via」で早めの夕食をとることにした。最近は魚が多かったことから十和田牛の?焼き定食と豚の生姜焼き定食を食べた。また、物産売店では後で食べるためにブルーベリーとドーナッツを買った。
 
 18時半にあらかじめWebで調べておいた十和田市内のコインランドリーに行き、溜まった汚れ物を洗濯した。ここの駐車場は様々な店の共用駐車場となっていて、洗っている間に100均ショップで衝動買いをし、乾燥機にかけている間にスーパーで翌日の朝食用パンと冷蔵庫の酒類補充をした。
 
 20時に道の駅「しちのへ」に到着し、ここで車中泊することにした。明日は下北を1周するので、早寝早起きするつもりだ。さっきーが寝た後、トイレの帰りに外灯の下でクワガタのメスを発見した。捕まえて戻るとき、Brossそばをカブトのオスが歩いていた。こうなったら興奮して寝ているさっきーを起こしてしまった。さっきーを連れてクワガタ探しを開始した。ようやくクワガタのメスを1匹捕まえ、集まりそうなところに餌をまいて結局22時過ぎに寝ることになった。
 
0814 ←4日目  6日目→  TOP↑
5日目(8/14)晴れ
 私は4時半に起きた。暑くてなかなか眠れなかったが、一旦寝てしまうと朝まで良く眠れた。前日餌をまいておいたところでクワガタのメスを1匹ゲットした。さき母が6時に起きたので出発した。
 7時に道の駅「よこはま」に到着した。さっきーを起こし、外のテーブルでコーヒー入れて朝食にした。
 
 8時半に川内渓谷の大滝を見に寄った。遊歩道もあるが時間に余裕が無いのでゆっくりできなかった。
 9時に道の駅「かわうち湖」に到着した。ここではひばソフトクリームを食べて休憩した。展望台があるので上がってみたが、植木に邪魔されていて湖面が良く見えない。・・・何でだろ?
 
 10時に仏ヶ浦の駐車場に到着した。今日もかなり気温が上がっているようで、日陰でも蒸し暑く感じられる。そこから20分くらいの坂道・階段をを歩いて海岸まで下った。奇岩怪石の風景が連なり、苦労して来るだけの価値はあると思った。来るのは良いが戻るのが大変で、息が上がって大汗をかいた。
 
  12時ころ大間港に到着した。ちょうどお祭り「ブルーマリンフェスティバル」を開催していて、臨時駐車場(港)まで誘導員が案内してくれた。祭り会場ではマグロの解体ショーをしていて見学した。このとき整理券をもらえば14時に食べられるようだが、そんな時間まで居ないのでやめた。解体ショーを見ていたら試食させてくれ、私とさっきーは食べられてラッキーだった。
 
 昼食は雑誌などで有名な「浜寿司」にした。ちょうど座敷が空いていてラッキーだったが、「大将含めて主な板前が祭りにボランティアで行っているため、マグロ丼しかできない」と言われた。マグロが大好物のさっきーにとってはもちろんOK。特上(4000円)と上(3200円)2つを注文して食べた。味もボリュームを大満足でした。
 
 13時半に本州最北端の大間崎に到着した。駐車場が少ないのか、混んでいてチョッと離れた路上にBrossを停めた。天気が良すぎるせいか、北海道は霞んで見えた。景色を楽しみ、マグロのモニュメントの前で写真を撮ったり、お店を覗いて過ごした。
 
 15時に日本三大霊場の恐山に到着した。入山券(大人500円子供200円)を払って中に入った。地獄殿でお参りし、火山性地形の中を散策した。所々、温泉や湯気が噴出しており、赤や黄色に染まった池や川があった。生物が住めない宇曽利山湖はとても静かで、後ろの山々を綺麗に映していたのが印象的だった。恐山を後にし、津軽半島の今度は太平洋岸を通って南に向かった。
 
 18時半に道の駅「おがわら湖」に到着した。焼酎「東北町ヤーコン」を買い、レジのお姉さんに町内の日帰り温泉のオススメを聞いて「水明温泉」に行った。料金は大人220円で子供は無料だった。浴槽は内2つ露天1つで石鹸などは無かったがシャワーは付いていた。お湯はチョッとヌルヌルしていて、出た後は肌がスベスベになったような気がする。男のほうは貸切で良かった。ローソンで夕食と朝食を買って駅に戻った。夕食はネギトロ巻きとフランクフルトなどを食べ、食後は車内で少し寛いで22時に寝ることにした。
 
0815 ←5日目  7日目→  TOP↑
6日目(8/15)晴れ
 私は5時に起きた。一晩中扇風機を付けておくほど蒸し暑かった。さき母が起きてから八戸方面に向けて出発した。目的地は走りながら決め、7時に葦毛崎展望台に到着した。さっきーを起こし、コーヒーを入れて朝食(パン)をとった。食後に展望台からの景色を楽しみ、洗顔などして後にした。
 
 8時半に道の駅「はしかみ」に到着した。青森県内でお土産を買いたいと言うさき母のために開店(9時)まで車内で寛ぎながら待ち、開いたらお土産を買った。ここでカブトのオスが死んでいるのに気が付いた。体や角が小さくて可愛かったのに残念である。
 
 岩手県に入ったが、何処に行こうか全く決めていなかった。個人的には龍泉洞に行きたかったのだが、移動に時間がかかりそうなので断念し、くずまき高原牧場に向かうことにした。途中GSで給油して10時半に道の駅「白樺の星やまがた」に到着した。ここでは田楽もちと豆腐田楽を食べて休憩した。
 
 12時にくずまき高原牧場に到着した。ちょうど昼食の時間だったので、レストランで牛サーロインステーキセット(2730円)と冷やしそば(1050円)を食べた。食後は牧場内を散策し、小動物を見たり遊具で遊んだりした。景色を楽しみながらソフトクリームバニラとチーズのミックス)を食べ、売店で牛乳やヨーグルトなどを買った。さっきーは乳搾りをやりたかったようだが時間が合わず残念がっていた。
 
 この後の目的地が決まらないまま盛岡方面に向かった。道の駅「くずまき高原」と「石神の丘」に寄りながら、今日の温泉と車中泊地も考えながらドライブした。途中にスイカの直販店(澤村果樹園)があったので寄り、キャンプ場で食べようと一番小さいのを1つ600円で買った。
 
 盛岡市内を抜けて15時に御所湖に到着した。ここは景色が良く公園があるので寄って見ることにした。景色の良いところでゆっくり休憩をしたかったのだが、乗り物広場の駐車場に停めてしまった。さっそく近くにあった長いローラー滑り台で遊び、おしりが痒いのをこらえてゴーカードにも乗って遊んだ。
 
 16時に小岩井農場に到着した。入場門前でイベントの時間を見ると全て終了していた。さっきーが楽しみにしていた乳搾りもできないので入場を断念し、駐車場脇のお土産やさんを覗いて後にした。
 花巻周辺に温泉があるので国道4号を南下し、道の駅「石鳥谷」に寄って行き先を考えた。花巻中心部から東に10km行ったところに温泉施設を併設した道の駅「とうわ」の存在に気付いて、今日の温泉と車中泊地が決まった。
 
 18時に道の駅「とうわ」に到着した。駐車場にBrossを停め、さっそく温泉(大人600円子供300円)に浸かった。内湯と露天の間に扉があり、お湯から上がらずに行き来できるのが面白かった混んではいたが湯ったり浸かることができた。そこの休憩所で夕食をとることにした。メニューはお子様セット、鉄火巻き、牛タン味噌漬け、お新香。久しぶりにジョッキで生ビールを飲んだのが嬉しくて、美味しいのでおかわりもした。
 翌日は早出したいので、21時に寝ることにした。
 
0816 ←6日目  8日目→  TOP↑
7日目(8/16)晴れ時々曇り
 私は3時に起きた。さき母が3時半に目を覚ましたので出発した。すぐ隣にある東和ICから釜石道に乗り、間もなく総行程2000Kmを突破した。花巻JCTで東北道に入り、長者原SAで給油して30分くらい仮眠した。
 7時に安達太良SAに到着し、さっきーを起こして朝食にした。パン工房でパンを買い、コーヒーと桃丸ごと1個で作ったという紙パックの桃ジュースを買い外のベンチで食べた。桃2個と桃ジュース3個をお土産で買った。
 
 9時に那須ICで降り、黒磯市内のスーパー(マックスバリュー)でキャンプ用の食材・お酒などを買った。ソフトクーラーBOXに氷を入れ、冷蔵庫に入りきれなかったビールと、岩手で買ったスイカを冷やすことにした。野菜は農産物直売所で買いたいと言うので道の駅「しおばら」まで足をのばし、ナスやきゅうり、お餅などを買った。途中本屋でオートキャンパーは買えたが、ガルヴィは売り切れで無かった。
 
 11時に千本松牧場に到着した。ここでも乳絞りができなかったので、釣堀で遊ぶことにした。30分では1匹も釣れなかった。売店でソフトクリーム(バニラ)とたこ焼きを食べて休憩し、ふれあいコーナーへ行って小動物やカブトなどを見物した。そういえば、昨年ここで買ったペアのカブトが元で今年8匹生まれ、今現在、庭の花壇で幼虫がたくさん(推定40匹)いるのであった。
 
 13時過ぎにキャンプ場にチェックインをした。指定サイトへ行き、さっそく昼食(焼ソバ)を作って食べた。Brossは明後日まで動かさないので、もちろんビールも飲んだ。サイトにはテーブルとベンチが付いているので、そこにスクリーンタープをかぶせた。セッティングの後バドミントンをやって汗をかき、汗をかいた分はビールで水分補給した。
 
 ここにはお風呂があるので、早目に行くことにした。洗い場3つで浴槽も3人足を伸ばして入ったら満員というくらい狭かったが貸切で良かった。また、一応温泉だったので驚いた。その後溜まった洗濯物を片付けた。乾燥機は数台あったがどれも調子が悪く、なかなか乾かずに苦労した。その間さっきーは宿題の絵日記を書いたり、計算ドリルをやっていた。私とさき母は本を読んだりしてゆっくり寛ぐことができた。
 
 本日買ったオートキャンパーには青森でのキャンプ旅が載っていた。黒石の焼きソバ、タヌキケーキを食べておけば良かったな〜とすごく後悔した。
 18時頃から夕食の準備というか開始をした。七輪でのバーベキュー(牛肉、フランクフルト、ナス、カボチャ、トウモロコシ)とバンバンジーサラダで、さっきーは牛肉に海苔を巻いて「美味しい」と言って食べていた。私はビールに飽きると、米焼酎「津軽海峡」を飲んだ。
 
 暗くなってからライトやランタンを灯したが、寄ってくる虫はさほど多くなかった。食後のデザートは岩手で買ったスイカを食べた。スイカは冷えていて美味しかった。22時にさっきーとさき母が寝た。この時間から辺りは静まりかえり、私はパソコンで下書きしながらマッタリと飲んで過ごしていた。サニタリーでコクワのメスを拾ったので、まだ出るかもしれないと見回りを繰り返し、結局23時半に寝ることになった。
 
0817 ←7日目  9日目→  TOP↑
8日目(8/17)曇り時々晴れのち雨
 私は7時に起きた。夜中に1度起きたが、扇風機の必要がないほど涼しくてグッスリ眠れた。2人が起きるまでコーヒーを飲みながら朝食の準備を始めた。8時にようやく起きてきたので朝食にした。秋田で買ったお米(あきたこまち)を炊き、おかずはホッケとフランクフルトを七輪で焼いて食べた。食事の後片付けが済んだら、休む間もなくバドミントンに付き合わされた。
 
 午前中は公園内にあるプールで遊ぶことにした。管理棟で割引券を買って10分くらい歩いて行った。ファミリープールというだけあって、流れるプールのほか子供用と幼児用、赤ちゃん用のプールがあり、どれも広さは十分あった。さっきーはスライダーに夢中で何回も滑っていた。概ね曇っていたので焼け過ぎる心配が無くて良いが、水温が低くプールから上がると寒ささえ感じた。思ったより混んでいないのは良かった。
 
 13時頃までプールで遊んでからサイトに戻った。シャワーを浴びてから昼食にした。朝作っておいたお握りを食べたが、プールの後のお握りはいつも美味しく感じる。今日も運転することが無いので、もちろんビールも飲んだ。ビールはプールの後でなくてもいつも美味しく感じる。食後にスイカを食べた。まだ1/3ほど残っているので夜に食べることにした。
 
 食休みの後、またバドミントンに付き合わされた。そのあと私とさっきーの2人で森に探検に行った。クワガタやカブトには出会えなかったが、セミやトンボを捕まえることができた。サイトに戻ってさき母に見せるとすぐに逃がしてあげた。しばらくすると、いきなり雨が降り出したが、この雨は1時間ぐらいで止んだ。天気予報を見ると、これから翌日にかけて雨ということだった。
 
 夕方から本降りになり、外で遊べないことから早目にお風呂を済ますことにした。やっぱり貸切だったので、さっきーは久しぶりに男風呂に入った。夕食までの時間はそれぞれ自由時間とし、さっきーは漢字の勉強をしたりDSをして過ごした。私は雨の景色を眺めながらボーっとしていたし、さき母は本を読んだりDSをして過ごした。
 
 19時に夕食を始めた。メニューは前日と殆ど同じでバーベキュー。メインは焼肉だが前日よりも高級な牛肉だった。肉にのっていた油が炭に落ちると炎をあげた。さっきーがご馳走様した後は、ビールや焼酎を飲むのに合わせながら焼いて食べた。デザートには残っていたスイカで、やっと丸ごと1個をを食べつくした。21時にさっきーが寝て、私も22時に寝た。
 
0818 ←8日目  TOP↑
9日目(8/18)雨
 私は5時に起きた。夜中はかなり涼しくなり、この旅で初めて布団(夏用の肌掛け布団)を使用した。前日からの雨は降り続けているが、傘をさすほどではなかった。2人が起きるまではコーヒー飲んだり、使わないランタンなどを片付けたりした。6時半に2人が起きてくると朝食にした。メニューはホットサンドと焼餅で、特にお餅はつきたてで美味しかった。
 
 雨の中で撤収を始めた。合羽を着るほど降っていないで助かった。サイドオーニングが便利に感じたが、帰ってから何処で乾かそうか?と思った。9時にチェックアウトした。西那須野塩原ICから東北道〜外環道を利用し、自宅近くのファミレスで昼食をとり12時過ぎに自宅に帰ってきた。時間が早かったので渋滞にはまらずに良かった。こちらは雨が降っておらず、片付けは順調にすることができたのだが・・・この1週間の日照りで自宅に帰ると大変なことになっていた。
 
 
 
 今年の夏休みは何処に行こうか? と、考え出した春先に今回のキャンプ場を予約した。仕事を1週間休むことにしたので北海道にも行きたかったが、那須でのキャンプを先に入れたため北東北廻りを計画した。北東北廻りと言っても正味5日間しかなく、行きたい所に寄れなかったり、寄っても奥まで行けなかったり、ゆっくりする時間が無かったりした。今度このような機会があったら、走行距離や移動時間だけでなく、観光時間等も考慮して計画できたらと思った。
 青森では(特に夜は)涼しいと聞いていたんだけど・・・連日猛暑だった関東ほどでは無いのでしょうが、昼間は連日日差しが強く、走行中はエアコンが必須だったし観光地などで少し歩くとシャツは汗でビッショリになった。夜になると少しは過ごしよくなるが、Brossが熱を蓄えてしまっているので車内は外よりも暑く、網戸と扇風機が大活躍した。たまたま出かけた時が猛暑になったのか、自宅に帰ると屋内にいたカブト等の大半の虫は死んでいたし、庭の草木も葉っぱが焦げたように枯れていた。
 キャンプ場については、この時期でもAC電源付き1泊4500円と安くて広さも十分であった。サイトは細かい砂利で雨が降っても足元は気にならない。固定されたテーブルとチェアがあり、スクリーンタープをかぶせるとピッタリ納まり、物を置いたりできてかなり便利であった。場内の温泉は狭いけど時間をずらせば湯ったり入ることもできる。サニタリーやトイレを含め、場内は清潔な方だと感じた。自然に囲まれ、落ち着いた雰囲気に中で過ごすことができたので目的は達成されたのではないだろうか。
 
先頭へ 
 

Copyright(C) さっきーずキャンプ All Rights Reserved