9月15日。卒業論文の内容をBobにプレゼンした。
Cranfield、Spainへ出張する前に朝8.30から時間を割いて
くれた。発表、質疑応答で45分くらいだった。同じトピックを
違う角度から考察したグループの4人が順番に行った。
1.Steve
IT投資の評価についてがトピックだった。コスト以外での投資
評価は難しい状況なので、期待する内容だった。が、現状の
理論説明に留まっていた。新しいものを創り出したかったの
だろうが、時間がなかったのだろう。残念なところだ。プレゼン
の時間が少々長かったが、肝心な部分がなく、Bobも少し退屈
な様子だった。8/20から参加して、ここまでまとめているのは
評価できる。
2.Johson
Organisaitonの変化過程を理論に沿って、ある台湾企業を調査
する内容。前半はよいできだと思う。但し、後半の企業分析は
時間不足で発表資料を作ってなく文章を読みなど時間を無駄
にしていた。また、一つの論文のやり方をそっくり真似している
ので面白味に欠ける。論文では4つのケースだが、彼のものは
ケース1つなので、深みに欠けたのかもしれない。もう少し早く
から台湾企業に絞っていればよいものができたのではと思う。
3.Npbuyuki
前2人が時間オーバだったので手早く切り上げた。クラスでの
プレゼンとは違い、全くプレッシャーがなかった。また、事前の
ミーティングで概ね説明している内容ばかりなので、皆の理解
が混乱することもなく終了した。日本と欧米の相違についての
調査結果はBobには新鮮だったようだ。
4.Kazu
E-Business、E-Commerceに焦点をあてて新しいビジネス形態
について取り組んでいた。最新のトピックである。Steveもそうだ
が、理論を調べるまでに留まり、自分で何かを導き出したという
ことがないので、修士論文としては物足りないのではないだろう
か。最後に日本企業について深い考察を加えてはどうだろうか。
また、準備する時間がなかったようで、長い文章をそのまま資料
とし読んでいたので、プレゼンでは皆への理解を得るまでには至
っていなかった。難しいトピックをまとめているのは立派だと思う。
ファーストドラフト、プレゼンと峠は越した。あとは、今日の議論、
Bobのコメントを反映して修正、ネイティブチェックだ。ゴールが
見えてきた。
つづく