久しぶりに日食を見た。
小さい頃、下敷きで太陽をみていたのを思い出した。
8月11日にヨーロッパで皆既日食があった。次回は72年先と
いうことらしい。天文ファンでもないので興味はなかったが、
イギリスでは結構盛り上がっていた。
日本人の方は、わざわざConwallという場所に見に行っていた。
この日は、イギリス中から集るということで、宿泊施設は1週間
滞在しないといけないそうだ。
我が家はいつもと変わらない朝だった。妻が、郵便局に行って
帰ってきてから、慌ただしくなった。なんと、郵便局、売店が日食
の時間は休憩したのだ。すごいことなのかと思い、外をみると、
チリの学生、マリオとラモンの家族と、韓国人の家族が外で何やら
空を見上げていた。テレビでも日食の進行を中継していた。
早速我々もサングラス片手に下りた。太陽をみた、確かに欠けて
いる。少し曇っているが、十分見れる。少し陽射しが強いので、
サングラスを2つ重ねた。3か月くらいに見えた。すると、ラモンが
近づいてきて、much better だと言って、フィルムを渡してくれた。
見ると98%くらい欠けていた。
TVでは、100%欠けているようだ。時間は午前11時すぎ。
なんと、Conwallは悪天候で、日食が見れなかったようだ。真っ暗
になったが、太陽の姿は確認できなかったようだ。1週間も前から
滞在していた方の落胆は計り知れない。
久しぶりの天体ショウであった。
つづく
Memories(76) 〜 Bob Galliers 〜 へ