英国の名門、私も観戦したことがある、マンチェスター・ユナイテッドが
3冠を達成した。しかも、2週間のうちの達成だった。
3冠は、プレミアリーグ、FAカップ、ヨーロピアンカップをさす。
Man.U の実力、人気はすごい。
長嶋巨人が8年間で6回、リーグ優勝を飾ることを想像するとよい。
あと、高橋がキムタクのようで、今なら藤原紀香と交際という感じ。
◆プレミアリーグ優勝
プレミアリーグは最終戦を残して、勝ち点1差でマンチェスターが、
前年優勝のアーセナルを押さえていた。アーセナルの監督は、
元グランパス監督のベンゲル監督だ。
試合は同時進行だった。マンチェスターは1点先制され苦しい展開。
この時、アーセナルは同点。サポータはラジオで歓喜。その後、
ベッカムが同点ゴール。アーセナルはまだ同点。
後半直後、マンチェスター、ヨークが勝ち越しゴール。
この時、アーセナルは同点。サポータはラジオに苛立ち。
アーセナルも得点し、マンチェスターが引き分けることに、
望みを託すが、マンチェスター歓喜の優勝。8年で6度目の優勝。
アレックス・ファーガソン監督はすごい。
◆FAカップ優勝
FAカップ(英国内)は世界最古のカップ戦である。決勝の相手は、
NewCastleであったが、2−0の完勝だった。
ちなみに、NewCastleの監督は、元オランダ代表のフリットだ。
数日前に、プレミアリーグを制し、3日後にヨーロピアンカップ決勝を控え、
数人を温存しての優勝だった。
キックオフは5時であるが、TV中継は昼の12時から始まる。
華やかな式典である。選手は、スーツに見をまといフィールドに現れる。
決勝進出は名誉であり、ファイナリストという言葉を使うのもわかる。
◆カップウイナーズ・カップ優勝
優勝したManUはトヨタカップでヨーロッパクラブ代表で来日する。
準決勝、決勝と奇跡的な勝利の連続であった。
ManUは今年に入ってから、52戦負けなしだ。波に乗るチームの勢いだ。
準決勝はイタリア名門のユベントス。ジダンがいる。
ホームで後半終了直前で同点としたManUは、アウェーで2点を先制
されたが、同点に追いつき、決勝進出を決めた。
決勝は、ドイツのバイエルン・ミュンヘン。マテウスがいる。
試合は、バルセロナで1発勝負。11万人が集った。
前半6分にバイエルン先制。その後はバイエルンが押し気味。
後半も惜しいシュートが3度ほどあった。90分が終了し、ロスタイムに、
交代した2選手が立て続けにゴールし、逆転した。
ドイツのサポーターは声を失い立ち尽くす。イングランド側は歓喜。
選手やスタップの素直に喜びを表していた。
我がジャイアンツも、マンチェスターのように行きたいものである。
つづく