以前紹介したように、WBS(Warwick Business School)は143人の
生徒を、18の小グループから成る。ABグループにわけ、さらに
9つの小グループにわかれている。
評価にはグループによるプレゼン、レポート提出なども含まれる
ので、このグループにMBA生活の半分以上が左右される。グループ
作業も多く、グループの助けなしでは成功は有り得ない。
私のグループを紹介しよう。私はB2に属している。
ニック:英国 :男29
彼の存在は大きい。控えめだが、作業を前に進めようと
する気持ちが高い。効率的に進めようとしてくれる。
人もよく、自分勝手なところもない。彼女はワシントンDCに
いるらしい。
ショーン:英国 :男31
みんなが想像する個人的な英国人である。どこかさめて
いるが、人は悪くない。頭もキレそうだ。お昼に必ずビール
を飲んでいる。
ヘレン:英国 :女38
やさしい女性である。
年上なせいか、偉そうなところはない。
ミンディ:米国 :女29
典型的な明るい、アメリカンである。よく喋るし、グループ
の推進役だ。MBAの学生、先生を含め、2週間で、彼女
のことを知らない人はいないだろう。ベジタリアンだ。
エバン:フィリピン :男28
やさしく、まじめなフィリピーノである。家が事業をやって
いるそうなので、裕福な家庭なのだろう。彼は朝は、いつ
も5時に起きているそうだ。彼の英語はネイティブだ。
アシム:パキスタン :男32
彼は、まだ把握しきれない。頭はよさそうである。
プライドが少し高そうだ。彼も英語は堪能だ。
ジョンソン:台湾 :男28
例えるなら、真面目でやさしい日本人である。台湾人は、
概ね少し前の日本人といった感じである。彼と私だけが、
英語にハンディがある。がんばろう、ジョンソン。
ノブユキ:日本 :男31
意見が言えずに、歯がゆい思いをしている日本人である。
2週間たったが、ネイティブとアジアにわかれたので、うまく回って
いるようだ。ラテンの学生がいないので、議論に終始することも
なく、効率的に作業分担ができている。
今のところの私の貢献は、プレゼンテーションの資料を効果的に
することくらいだ。これには、かなり感謝された。
いかん。こんなことでは。
つづく
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