Heathrow空港が見えてきた。周りは緑に囲まれ、成田と同じようだ。
違いはレンガの家と、芝生が多いことである。Heathrowも他の外国
の空港と同じだ。外国の匂いがする。あまり新しくはない。
Immigrationに向かった。Visa取得の列はない。やはり、一般旅行者
と同じところで長期滞在を申請するようだ。私たちの番が近づいてきた
妻も一緒に申請できるようだ。はやく、各種書類を出さねば、Schedule
in UK、Acceptance Letter、Financial Statement。
Hello、あまり反応はない。緊張が高まった。最初の質問は期間で
あった。舞い上がっていたが、October、Nextyearと答えると同時に、
用意しておいた英国でのスケジュールを提示し、Warwick大学で学ぶ
ことを矢継ぎ早に伝えた。スケジュールの紙が二人のコミュニケーション
を助け、予想される質問で5分ほどで、31st October/98のサインを得ら
れた。いい国だ。
この時、Hearingができないことに気付き今後に不安を覚えたのは言う
までもない。
Baggage claimでは、我々の荷物だけが何周もしていたようだ。
スーツケースとは思えない重量にウンザリしながら、荷物チェックに向か
った。すぐに客人を迎えるネームプレートの群れが現れた。どこでもある
光景である。荷物チェックはないようである。いい国だ。
タクシー乗り場でタクシーにのった。Taxiはゴッドファーザでみたような
車である。かなり情緒がある。思ったより暖かい。日本の春という感じ
である。この日は、我々を歓迎していたのであろう。この後、英国の天気
に悩まされることとなる。
ロンドンまでは45分くらいかかる。道中を楽しもう。緑が多い。芝が多い。
木の形がよい。家がレンガ造りでかっこいい。街に落ち着きがあり、外見
は格調があり、よい雰囲気である。3匹の子豚でレンガ造りの家が一番
よいはずである。ゴルフ場がみえた。木がある。全英オープンでみたリン
クスとは違うようで安心した。
ホテルに到着した。値段は40GBP、9000円である。高い。ホテルは普通
のホテルである。値段は129GBP、3万円。高い。日本であれば2万円以下
である。この相場が他にも適用できることに気付くのに、それ程時間はかか
らなかった。何もかも高い。日本の1.5倍くらいの物価である。
時差は8時間ある。現地は18:00、日本は朝の2:00。まだ眠くない。
明日はロンドン観光をすることにしよう。
つづく
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