先週も今週も、なぜか日曜日が朝から忙しい。
勿論欠席だけど、本日は(新樹会)の四国八島探索の日、集合場所に、年会費を納めに行く途中で会長さんに会う、道中が助かったと、感謝しつつ、亡妻の墓参りをして帰ると、店の前に息子がいる、 「早いな,」 「 うん、野球,見に行ってくるわ、」 「試合か」 「いや、中学の練習や」 時間つぶしに、たったひと畝の家庭菜園で、トマトの手入れをしたり、花壇の水遣りをして時間を潰し、二階に上がる、珍しくアユ子(長女)が居た、「 なんや、今日はクラブ無しか」、返事もせずに自分の部屋に、次女も三女も同じように、 反抗期なんてもんでは無い、成人した娘特有の老人嫌悪症だ、気を悪くしていると,嫁が「久し振りに、クラブが無いので、午後から友達と遊びに出掛けるそうです」 「そうか」 と席を立ち自室の仏壇を拝んでいると、マピーが来た 「おじいちゃんご免な、ちょっと用事で席をはずしてん」 「どうも無いよ」 と言いながら、見ると、廊下にナナが立っている、繊細な神経の子だから、要らんところに気を使うのだろう、「ナーちゃんどうした、塾は?」 「あんなー、今日は先生の都合で1時から4時までになってん」 「そうか、頑張れよ」 「うん」 パッと明るくなった顔がわかる。
この子たちには反抗期はあっても、老人嫌悪症はまだらしい。
疲れて昼寝, の最中に電話のベルで起こされた、田舎の友人からだ、心配していたご主人の心筋梗塞の手術も無事済んで、昨日集中治療室から一般病棟に移ったらしい、先ずは一安心、ついでに、先週の恩師の米寿を祝う会、ご本人が殊のほか喜んで、ご機嫌な由、ご家族の方から、くれぐれも宜しくとのこと。
この友人と言い、色紙に震える手で,名前を書くのを、冷ややかな眼で眺める幹事の方を、ぐっと睨みつける様にして、祝米寿、河内満、と
二人一セットのように、達筆で書き、「わし等、二人分だから」 と、何気なく出してくれる友人と言い、あの頃の友人は、何時まで経っても親友なんだなー、と、つくずく思ったことでした。
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