昭和アラカルト 深夜放送

昭和42年(1967年)に本格的に深夜放送が始まりました。
個性豊かなパーソナリティとリスナーの葉書が番組を盛り上げました。


 深夜放送の始まり

深夜放送とは、一般に午前零時から早朝までの時間帯のラジオ番組を指します。私と同世代の人にとって、おそらく深夜放送は極めて懐かしい存在でしょう。私が高校生の時に本格的に深夜放送が始まりました。昭和42年(1967年)の夏にTBSラジオでパックインミュージックの放送が始まり、2ヶ月後にニッポン放送でオールナイトニッポンが始まりました。昭和44年(1969年)には文化放送のセイ!ヤングもスタートしました。FM東海のJET STREAMも人気がありました。

深夜放送は、あっという間に若者の間に浸透しましたが、好みによってパック派やオールナイト派などに分かれていたようです。私はパックインミュージックを聴いていました。その理由の一つは、パックインミュージックより前の時間帯の番組も気に入っていたからです。大橋巨泉、青木小夜子、大村麻梨子などの番組がありました。高校生の私にとって、どことなく大人の雰囲気を感じさせる番組でした。



パックインミュージックのパーソナリティも個性豊かな顔ぶれでした。パックインミュージックがスタートしたときのパーソナリティは下表のとおりです。当時の深夜放送のリスナーは、深夜1時から3時ごろまでは若者が中心で、3時以後は長距離ドライバーが中心といわれていました。近年は、シニア世代がラジオに帰ってきたといわれています。私も朝5時頃に目が覚めることがあります。そのような時はラジオのスイッチをオンにします。
戸川昌子
増田貴光
やまのべもとこ
八城一夫
北浜晴子
田中信夫
白石冬美
野沢那智
星加ルミ
なべおさみ
今井とも子
矢島正明

 ◆ ラジオのリスナー

根拠となるデータを見たわけではありませんが、若者のラジオ離れが進んでいるようです。特にAM放送で顕著といわれています。若者のラジオ離れの原因の一つはインターネットの普及であり、今日では音楽の配信手段としてのラジオの存在感は大きく低下してしまったようです。野球の人気低下も影響しているかも知れません。

一方、団塊の世代に代表されるシニア層は、若い頃、ラジオを聴きながら育った世代であり、現在でも有力なリスナー層です。そのほか、個人商店の人や長距離ドライバーなども代表的なリスナーです。私の会社に八百屋の娘が勤務していますが、大のラジオファンです。店の手伝いをしながら、いつもラジオを聴いていたそうです。


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