退職前後の心境 記憶に残る一曲

退職後はパソコンで音楽を流すことが増えました。お気に入りの曲は数えきれないほどあり、特にジャンルは問いませんが、中学時代の記憶に残る一曲といえばPPMの「500マイルも離れて」です。

当時は洋楽をライブで聴く機会はなく、テレビで放映されることも少なかったと思います。レコードを買うほどの小遣いはなく、雑音の多いラジオで聴くだけでした。洋楽は遠い存在でした。ところが、中学校の文化祭で同級生がPPMのコピーバンドを結成して「500マイルも離れて」を演奏したのです。それまで遠い存在であった洋楽が急に身近なものに感じられました。

それ以上にショックだったのが、同じクラスの男生徒と女生徒が一緒にバンド活動をしているということでした。中学時代といえば、体育や保健の授業は男女別々、技術家庭科も別々でした。学校の帰りに男生徒と女生徒が一緒に歩いていると翌日には噂が立ちました(本当は羨ましかったのですが)。昭和30年代とはそのような時代でした。


同級の男生徒と女生徒が一緒に洋楽を楽しんでいる姿は眩しいものでした。いま思えば私の青春時代の始まりだったのかも知れません。


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