退職前後の心境 会社訪問

先日、元の勤務先を訪れました。退職してから会社に顔を出すのは初めてですが、年に何度かは親しいOBや後輩との飲み会があるので、人事や組織改編、業績などの情報は入ってきます。

それでも実際に会社を訪ねてみると、話だけでは分からない微妙な変化を感じました。一言でいえば「職場の雰囲気の変化」ということです。10年ぐらい前から管理が厳しくなる傾向はありましたが、現在の職場はシーンと静まり返り、「冷たい」といったら言い過ぎかも知れませんが、決して楽しい雰囲気とはいえない職場になっていました。

原因は、@組織改編に伴い部署間のパーティションを取り外すとともに、オフィス家具を画一的なレイアウトに変更したこと、A全面禁煙、Bセキュリティの徹底強化、C机上への書類放置の厳禁、D新任総務担当取締役の几帳面な性格、などのようです。


会社訪問の帰りに何人かの後輩と飲みに行きましたが、話題は専ら職場環境に対する愚痴でした。20〜30年前の職場は、雑談が絶えず、残業時間になると周りの迷惑など気にせずラジカセでBGMを流す者がいました。机の引き出しからウィスキーを取り出してチビチビ飲み始める者もいました。もちろんタバコの煙がモクモク…。

今思えばムチャクチャな会社でしたが、仕事は楽しく、職場も楽しく、人間関係も良好でした。もちろん業績も好調でした。昔が良かったと言い切るつもりはありませんが、窮屈な職場で働いている若い人たちが気の毒です。


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