退職前後の心境 競争の世代

団塊の世代は人口が多いため競争の世代といわれることもあります。私自身は昭和25年生まれで団塊の世代とほとんど同じ年齢ですから、競争の世代という表現も解かるような気がします。確かに様々な競争はありましたが、例えば受験戦争についても暗い記憶、つらい記憶はありません。むしろ合格という目標を目指して頑張ることに張り合いを感じていました。夜中にラジオの深夜放送を聞きながら受験勉強をしたことは楽しい思い出といっても良いと思います。

私の年代では競争が当たり前で、それに対して疑問を感じている人は少なかったと思います。運動会の徒競争では1等〜3等までが商品が貰えました。学芸会では主役と脇役がありました。テストの成績も上位の何十人かは名前と点数が学校の掲示板に張り出されました。どんなことにも得意な人と不得意な人がいて、逆に誰でも何かの局面ではスターになるチャンスがありました。競争が当たり前の時代に育った私としては、必要以上に競争を問題視する風潮には疑問を感じています。


余談ですが、先日、ある演劇舞台のチケットを予約しました。人気俳優が登場するのであっという間に完売してしまうのですが、何とか席を確保できました。チケット購入も一種の競争の世界で、中でも平日の昼間の部の人気が高いとのことです。以前は平日よりも休日、昼間よりも夜間の方の売れ行きが良かったようですが、最近は状況が違うようです。その背景として、団塊の世代を中心として時間に余裕のある人が増えたからといわれています。いつまでも競争とは縁が切れないですね。


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