退職前後の心境 グリーン車

少し前の話ですが、初めて通勤でグリーン車を利用しました。仕事の都合で2日間続けて早朝6時頃の東海道線に乗った時のことです。早朝出勤の初日には、こんなに早い時間だから、当然座っていけるものと思っていたのでしたが、甘い考えでした。東京駅まで約1時間、立ち続ける破目になりました。若い頃なら苦にもならなかったのですが、最近は、できれば座りたい、眠ってきたいというのが本音です。そこで2日目はグリーン車に乗って、座って行くことにしました。

地方出張の際に指定席がとれずに、やむを得ず会社の了解を得てグリーン車に乗ったことはありますが、通勤時にグリーン車に乗ったのは初めてです。そもそもグリーン車に乗るという発想がなかったのです。さすがに早朝6時頃のグリーン車ですから余裕で座れました。ただし、次の駅では、ほぼ満席になりました。ところで、グリーン車に乗ってみて意外に思うことがありました。20代〜30代の若い人たちが多いのです。


私のグリーン車に対するイメージは、企業の役員クラスの人が利用する贅沢なものというものでした。子供のころ、一等車、二等車と呼んでいたのを覚えています。何となく格差を感じさせる名称で、そのころの記憶が頭の片隅に残っていたのかも知れません。ところが、実態は違っていました。誰がどのような理由でグリーン車を利用しても、人からとやかく言われる筋合いはありません。ちょっと引っかかるところはありますが、私も固定観念は捨てて、残り少ないサラリーマン生活ですから、無理をせず、必要に応じてグリーン車を利用することにします。サラリーマンとしてのささやかな贅沢です。


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