退職前後の心境 早期退職

まだ20代の頃だったと思います。友人との酒の席で、50歳になったら会社を辞めて何か新しいことにチャレンジしたいという話をした記憶があります。当時は55歳が定年退職という時代でしたから、必ずしも非現実的な夢ということではなかったと思います。実際に50歳になった時には、子供たちが大学入学の時期でしたから、教育費の負担を考えると、さすがに早期退職という選択肢はありませんでした。それでも55歳を次の節目として強く意識するようになりました。そして55歳になった時には、公私ともに一区切りがつき、やるべきことはやってきたという自負がありました。 次の決断は、いつまで現在の会社に勤務するかです。60歳の定年まで、その後の再雇用、定年前の早期退職という3つの選択肢があります。私の場合、長時間通勤は卒業したいので定年退職後の再雇用は希望しないつもりです。特に何もなければ定年退職ということになりそうですが、最近は早期退職も考えるようになりました。いずれは退職するのだから早い方が良いかもしれないという単純な理由です。


友人や会社の同僚の中にも早期退職が目立つようになってきましたが、退職の理由は様々です。@好きなことに没頭したい、A会社での居心地が悪くなってきた、B健康や体力面で無理をできない、C親の介護などの家庭事情、といった理由が代表的ですが、実はAの理由で退職する人が最も多いようです。いくつになっても宮仕えに何らかの不満はつきものということでしょうか。私の場合は、現時点では早期退職に踏み出す決定的な理由がありません。振り返ってみれば若い頃、何度か転職を考えたこともありましたが、結局は決断をできませんでした。優柔不断というか何というべきか、決定打に欠けた平凡なサラリーマン生活です。


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