マ ハ タ


大きな口と太い横じまの マハタ
 ハタの仲間で普通に見られる種類です。
 幼魚は薄い茶の地色に、濃い茶色の7本の横帯があるが、老成するにつれてこの横帯が薄れぼやけてくる。
 南日本の海に多く生息しており、大型魚になるものは全長90cmにも成長するが、佐渡の場合はせいぜい40cm位までの大きさで、30cm前後の物が最も多く獲られています。
 体は長楕円形で側偏し、後方の鼻孔が大きい。
 夜行性なるも移動は少なく、日中は岩場に潜み夜間に行動する。
 6月頃に産卵し、9月、10月は当才魚が10〜15cmに成長し、磯で釣られることもあります。
 親魚は沖合いの水深30〜50mの岩礁帯に生息し、タイやメバルを狙っての釣りに、他の魚に交じって釣れることがある。
 肉質は柔らかく白身で淡白で味はよい。
 盛夏は刺身、煮物に良く、鮮度が落ちると身は更に柔らかくなり、身離れが悪くなる。
マハタ1
マハタ2