| 凶暴な アオザメ | |
| 世界の温帯から熱帯に分布する外洋性のサメである。 日本では中部以南の太平洋側に見られ、日本海側では少ないが佐渡で稀に獲れる。 体は紡錘型で吻は長く尖り、腹側に鼻孔が開いている。 尾鰭の上の方に切り込みがあり、尾の両脇に一筋の隆起線がみられる。 両顎は同形で歯は鋭く長三角形をしている。 体色は背側が濃青色、腹側は白色である。 佐渡では大きさ３m位なるも、大きな物は６m、３５０kgにも達する。 性質は凶暴で人を襲うこともあり、サメ類中遊泳は速い。 胎生で夏に１０尾程産む、延べ縄にかかったり、定置網に入り捕獲される。 肉はサメ特有の臭みが少なく美味で、蒲鉾やはんぺんに利用し、フカヒレも作る。 |
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