プリゼミ さんすうギャラリー 

画像の転載禁止


どうぶつサイコロ
      
向きを考えよう!
 立方体の展開図に動物の絵を描いて、くみたてます。
動物を「前から見たところ」、「うしろから見たところ」、「上から見たところ」、「左から見たところ」、「右から見たところ」、「下から見たところ」が、おのおの6つの面に対応しています。
 展開図のあいている面には、どんな絵を、どんな向きで描けばいいのでしょうか?
立方体が完成した時にそれぞれの方向が合うよう、組み立てるようすを頭の中で想像しながら、描きこみましょう。
 小さな○が4つ描かれている面は、「サイコロの4の目」ではありません!動物を下から見たときの、足のうらです。実際には、動物の足うらはまんまるではなく、特にウサギは、こんな足ではないのですが、方向を考えさせるため、あえて全部まんまるの形にしています。
←完成見本図 こんな風に仕上がれば、大成功!



みんなが作ったサイコロの写真は撮影していないので、画像はありません。

≪取り組みの手順≫

@展開図が描かれた用紙が配られる。それぞれのサイコロで、どの方向から見たイラストが足りないか、みんなで考える。

A思い思いに、方向などを考えながら、あいている面にイラストを描きこむ。

B各自、切り取って、組み立ててみる。

C失敗した人は、開いて描きなおす。折ったり広げたりしながら、正しい方向を考える。
失敗の例

描く向きをまちがえちゃった!

あたまとおしりの描く場所をまちがえちゃった!

うさぎなのに、ねこの絵を描いちゃった!
(最初にねこのサイコロを作ったので、次にうさぎのサイコロを作ったときも、うっかりねこを描いてしまった子が、けっこういました。)
一番多かったミスは・・・
ほとんどの子が、ぶたのおしりの向きを、横向きに描いてしまいました。いじわるな美和子先生が、展開図の状態で、まどわされやすいように配置したからです。みんな、まんまとひっかかってくれました。


※上の画像は、生徒のものではありません。ここの画像用に、美和子先生が作りました。




工作メモ

●全部うまくいくと思ったら、ぶたとうさぎのむきがちがいました。ひらいたじょうたいで顔とおしりのむきをいっしょにしたから、まちがえたんだと思います。ぼくは、頭の中でサイコロを作りました。でもまちがえてしまいました。ぶたは、これであっていると思ったらまちがっていました。でもおもしろかったです。

●ネコは、かんたんだった。でもブタはむずかしくて、15分くらい考えてかいたけどだめだった。ブタのおしりは、4回もかき直して最後にやっとできた。ウサギは、折る前にちがうと気がついて、直してあっていた。楽しかった。またやりたい。

●ブタは、初めからむずかしいと予想していました。ねこが一番かんたんで、やりやすかった。ねこは一発でできたので、うれしかったです。ウサギも、少しどんなふうにかけばいいのかなあと考えていました。でも、むずかしくて、かんでかいたらあっていました。ブタとウサギは、むきがいまいち分からなかったです。でも、全部できあがってよかったです。

●ぼくは絵の向きを考えて、一番むずかしいやつがありました。それは、ぶたです。ぶたのおしりが横向きになってしまいました。ぼくは、もう少しよく見ていたら、こんな失敗はしていなかったと思います。次やるときは、横から見た絵や上から見た絵も考えてみたいです。

●きょうの算数工作は、今までやったなかで、ちょっとむずかしかったです。3つとも、どのむきに描いたらいいかわかりませんでした。これだと思ってくみたててみたら、ちがいました。それで考えなおしたら、うまくできてよかったです。

●最初、本当に出来るのかなあと思いました。でも、やってみてとても楽しかったです。むずかしかったのは、うさぎです。正面と後ろが反対になり、頭の向きもさかさになっていました。ねこは、あっていると思っていましたが、ぜんぜんあってはいませんでした。けっきょく全部あっていなかったけれど、おもしろくてとても楽しかったです。

●うさぎは、描くときに考えるのがむずかしかったです。ぶたとネコは、かんたんに描けました。でも、切って組み立てると、うさぎは顔としりの向きがちがいました。ぶたのしりの向きもちがいました。ぶたは、みんなもまちがえているのを知りました。たのしかったです。

●紙に動物の絵を描いたその時は、ぜんぶ合っていたと思っていた。それで順番に切って折っていったら、うさぎもねこも成功した。でも、ぶたは、ぼくのなかでは一番自信があったつもりだったけれど、おしりのむきをまちがえた。すこしくやしかった。

●はじめは、顔の位置やおしりの場所が分からなかったけれど、頭の中でサイコロを想像して描いたので、うさぎとぶたは間ちがえずにできました。なぜ、ねこを間ちがえたのかと考えてみたら、私は頭の中で折るのをわすれてねこを描いていたので、顔が横になってしまったんだと思いました。

●最初に絵を描く時に折れないので、折ったらどんな向きか想像しました。だまされそうになりましたが、よく考えたらやっぱりこうかと考えて、頭の中がパニクリました。展開図を切り取って組み立てたら、おかしいので直そうとすると、開いたらまた向きがわからなくて、苦労しました。おもしろかったです。

●さいしょは、どこをかくのかが分かりませんでした。動物の向きもどうやってかくのか分かりませんでした。とくにうさぎがむずかしかったです。どこかというと顔のむきです。組み立ててみると、ねこが合っていました。今度は、ちょっとかんたんめにしてほしいです。

●いちばんむずかしかったのは、ぶたです。ぶたのむきがぜんぶおなじむきだったので、おしりもおなじむきにかいてしまいました。うさぎもまちがえたけど、ねこはあっていたので、うれしかったです。

●ぼくは、全部成功しました。すごくうれしかったです。成功したのは、まず、頭の中で展開図をサイコロにして、絵を頭の中のサイコロに描いて、またそれを頭の中で展開図にして描いたからです。おもしろかったので、もう一度やりたいです。またやる時は、難しそうだけど、絵が1つの展開図をサイコロにしたいです。




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