過去のちょいから (`▽´) ショート日記


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 <2005夏> 7・8月
2005
7月 「シックス・センス」

 中3の英語の授業で、「dead(死んだ)」という単語が出てきた。そこで、例文「I see dead people.(ボクには死んだ人が見えるんだ。)」を紹介。そして、「これは映画シックス・センスでの少年の名ぜりふやで。」と教えたら、「それってイギリスのテロやろ。」と、生徒のひとりが得意そうに言った。どういう思考回路?と思ってよく聞くと、G8(首脳会議)とカン違いしたらしい。映画のシックス・センスとジー・エイトをカン違いした上に、G8そのものがロンドンテロだとは!
 ・・・でも、なんか、わかる気も、しないでもないかなあ?

 なにはともあれ、この生徒には、こういうエピソードがいっぱいあるけれど、この子の良さは、何でも怖(お)じけず、じゃんじゃんと言えるところ。人間って時々、わからないのに「わかったフリ」をして、何にも言えずじまいな時があるけれど、それって、結局は損をする。この子のように、思ったことを素直に口にできて、間違っても「ワハハァ!」と笑い飛ばせるって、素敵なことかも。また、その魅力が、他人に愛される要因かな。学校では、とっても人気者の子です。


2005
7月 「塾長先生様」

 私宛てに届いた郵便。宛名には「○○美和子塾長先生様」。なんじゃこりゃ?いくらほど敬称がついているのか…。でも、どこからの郵便にしろFAXにしろ、敬称を重ねづけするケースは案外多く、たいてい2つ重ねで来る。
 パターンの多い順に、
1位「○○美和子塾長先生」
2位「○○美和子先生様」
3位「○○美和子塾長殿」
 ヘンな使い方やけれど、たいがいみんなこうして書いてくるところを見ると、一般化された表現なのかな?でも、今回みたいな、3つ重ねは行きすぎではなかろうか…。つけすぎは、かえって失礼な感じもする。
 それより、前にいっぺん、「○○美和子先生御中」ってのがあった。御中って、私自身が企業かい?


2005
7月 「女王の教室」

 なかなか宿題をしてこない生徒が、
「クラブや用事で忙しくて、いつも時間がない。」
と言いワケをする。
「じゃぁ、家にいる時は、寝ている時と食べている時だけ?」
と聞くと、
「そうそう。ほんまに時間ないねん。逆に、宿題をしてくる人は、そんな時間がどこにあんの?って感じで、不思議なくらい。私なんか、テレビ見る時間もないわ。ほんまに。」
と、時間のなさぶりをアピール。私が
「そんなことあらへんわ。今度はちゃんとやっといで。でなきゃ、落ちこぼれても助けてやれへんからな。」と言うと、「え〜、ほんまに時間ないのに!」
とクチゴタエ。そこで、
いいかげん、目覚めなさい。私の言うことを聞けない人には、雑用係をしてもらいます。
と、ドラマのセリフを真似したら、
「ははは。それ、『女王の教室』や〜。」
やって。
…テレビ見とるんやんか!!

 やる子は、何をやってもできる。クラブを一生懸命やる子は、勉強も両立できる。逆に、クラブを言いワケに勉強ができないと言う子は、たいがい結局クラブも中途半端になってしまうねんで。いいかげん、目覚めなさい。
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2005
8月 「忘れ物」

 生徒が自転車を忘れて帰った。びっくりした。自転車に乗ってきたことを忘れて、歩いて帰ったらしい。夏休みということで特別に自転車に乗ってきたが、いつもは歩いてかよっているので、今日もその調子で帰ってしまったようす。電話をして、自転車をとりに、また来てもらった。普段からおっちょこちょいで、よく忘れ物もする子だが、自転車を忘れるとは。
 そのそそっかしさが、勉強の足をひっぱることもあるけれど、同時にそのマイペースさが魅力でもあり、いつも周囲を笑わせてくれる、癒し系の、いい子です。


2005
8月 「自分でヘア・カット」

 髪を自分で切った。伸びてうっとうしいのに、なかなか切りに行く時間もなく、とうとう我慢できず、自分で切ってみることに。前髪はよく切るが、全体の髪を自分で切るのは初めて。でも、「まっすぐそろわなくても大丈夫。天パやし、ちょっとぐらい、ごまかせる。」と、安易な気持ちで臨んだ。
 まず、貞子(サダコ)のように、うつむいて髪を前に垂らした。それを、顔の前で、わゴムで束ねた。そして、髪の束を、わゴムの上でチョキンと切った。切ったチョンマゲは、そのままゴミ箱へ。こうしてセルフ・ヘアカットは、ゴミも出さず1分で終了した。短くなって、すっきりした。でも、やっぱり失敗した。サイドだけが短くなりすぎて、どうにもならない、ピン留めが手放せなくなった。


2005
8月 「生徒がパーマ」

 上の話に続けて、そんな矢先、中学クラスの生徒がパーマをあてた。校則で禁止されているはずだろうが、イマドキの中学生は、わりかしみんな悪気もなく、良い子でも平気でパーマをあてたり染めたりしているし、マユゲも加工し、制服も加工しているが、アタリマエらしい。学校の先生がなんも言わんらしい。確かに、私も昔、制服のスカートを短くした覚えはあるけれど、アタリマエとは思わず、「違反している。おかしなことをしている。」という自覚はあったぞ。結局先生にも怒られたし。
 そういえば先月、近所の中学校の参観をのぞきに行ったら、女の子たちは化粧をしていた。聞くと「ふつう。みんなやってる。」とのこと。一部の子の特別な話ではなく、学校全体が、普通に校則なんかクソ食らえ状態。生徒がそれを当然と思う原因は、メディアにあるのでは。雑誌には、応募や街中でスタッフの目にとまった、一般学生の制服姿が「お見本」として掲載される。載っている子は、たいがい制服をだぶだぶと着て、スカートは超ミニ状態。メークをし、目はツケまつ毛であゆ状態、茶髪でくるんくるんパーマ、ピアスなどのアクセサリーまでつけている、そんな制服姿がもてはやされ、称賛を浴びている。最近の学園もののドラマやCMに出てくる生徒像も、優等生役でも、だぶついた着こなしに、ちょんちょんのスカートで、長い髪をくくらず、まるでそれが当たり前の姿のよう。これって、社会が認めているようなもんやん。校則がタチウチできるわけない。世間の学生たちの感覚が麻痺するわけや。校則は、守るべきものだと思えない、おかしいことを、おかしいと感じられないのは、生徒が悪いんじゃなく、社会のせいやな。
 ファッションや髪型に気をつかい、ケータイの機能を自慢し合い、メークやアクセサリーで盛り上がり、見た目ばかりに気をとらわれている中学生。普通の子が、香水までつけてやがる。それがアタリマエと思い込んでいるイマドキの「イケてる」中学生は、私からしたら、異常。
でも、生徒からしたら、自分で適当に髪を切った私の行為は、アリエナイらしい。(まぁ、それはそうかも。)


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