心の扉


真夏の故郷

懐かしい香りがする
湿った空気と生ぬるい湘南の風
遠くにあって手の届かない江ノ島の灯台も近くに見えて
じりじりと強烈な日差しが僕を照りつけた
近くにはサーファーが浮遊物のように蠢いていてる
神奈川の夏はあまりにも暑く
記憶の中には熱く刻まれている
宵の刻には国道134号線は薄暗く海岸線を照らし
僕たちをずっと暖かい光でつつんでくれるだろう・・・


生きるために

初夏の風に誘われ緑の葉が息吹をあげる頃
美しい出会いと残酷な別れが訪れる
高層ビルの狭間で熱い空気と日常の憂鬱さにまみれた空気を吸いながら
それでも何とか頑張ろうとしている

風と言う名の便りにどんな意味があるの?
光はなぜ降り注ぐの?
僕たちはなぜ生きるの?

僕は何度季節を繰り返しても何も変わらず
生きるためには
辛さ 悲しさ 儚さがこんなにもあるのに
人は生きようとする

喜びが舞い込んだとき
幸福感で満たされる

生きてて良かったと
  生きようと
人を愛そうと


ずっと二人で

湖畔を歩いて花火を見たね
寂しさを吹き飛ばしてくれた大きい花火
ふと自分の目をこすると涙が溢れて
生きていることが嬉しくてたまらなかった
想い出を花火の記憶と一緒に心にしまっておこう

夜空はいつも寂しいね
ギュッっと握り返した手と
屋台の声が不思議と胸を刺す
終わり行く夏・・・
終わり行く花火・・・
想いは決して消えないよ
永久の想い・・・
君を愛していきます
君を愛することで僕は生きていけるのだから

ずっと二人でいようね
すっとずっと二人で・・・


君とどこまでも

君は今までどんな道を歩いて来たのだろう
険しい上り坂だったか
悲しい下り坂だったか
苦しい砂利道だったか
楽しい散歩道だったか
幸せの敷きつめられた道だったのか
僕にはわからない

どんな道を歩んできたのかわからないけれど
きっと君にとって大事な道だったんだね
一瞬一瞬を精一杯生きて・・・
感動して・・・泣いて・・・ふざけて・・・

だから僕は君のことを好きになった
少し寂しい気もするけど

未来にある道が一つに繋がり
同じ場所に行き着くことを信じているよ

君とどこまでも
いつもでも歩んで行こう
ずっとずっと・・・

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by tsubasa