今年は天気に恵まれて小樽の鎮座「住吉神社」の祭例が7月14日・15日・16日の3日間賑やかに行なはれた。 3日間共天気に恵まれた事は珍しい事である。
今は至る所の神社等で神輿を担ぐ行事が行はれているが 住吉神社も平成9年古いミコシが復元されて
百貫神輿としてお披露目され、多くの担ぎ手愛好者によって本領を発揮されている。
写真でご覧の様に立派な神輿である。
担ぎ手何十人による「セイヤ」、「セイヤ」の掛け声も勇ましく 高台にある正殿から道路に下ろすまでに幾段もの
階段があるが これをものともせずに降りて行く勇姿は、それは見事なものであり境内や沿道はその姿をひと目み
ようとすずなりの人だかりとなって いやが負うでも祭り気分を盛り上げてくれる(写真参照)。
掲載した写真は少し暗くて担ぎ歩く姿での「神輿」の輪郭が見ずらいが 然し、どこえ出しても恥ずかしくない立派な「神輿」である。
なにぶんにも百貫(約375`)の「神輿」だけに 担ぎ手も大変で各町の「みこし」を担ぐ会の有志の人達が替る
がわる担ぎながらコースを練って歩くが 重量があるだけに大変である。
女性の担ぎ手もいて、男の「セイヤ」の掛け声に混じって黄色い声での「セイヤ」の掛け声がなんとも微笑ましい。
16日をもって「神輿」は来年までその雄姿を お隠しあそばしたが、この「百貫神輿」の他に小ぶりではあるが他の
二機の「神輿」も復元されて 出番を待つ状態なので、来年は担ぎ手がもっと、もっと集まって百貫と一緒に練り
歩く事を願っている次第です。
担いだ方も、見学された方も 皆さん! お疲れ様でした!!