健太体制の集大成と位置付け、基本フォメを4-1-2-3として臨んだ今シーズン。
推移した順位は、8位→3位→首位→2位→首位首位→2位→首位首位首位首位首位

 開幕ダッシュに成功してしまいました!

 こ、こんなのエスパじゃねぇ。
 こんなんで良いのかいっ!
良いんです!!

8節までの15点、得点者は11人(大前 藤本 岡崎 伊東 ボスナー ヨンセン 本田 平岡 永井 兵働 真希)
にのぼります。つまり、どこからでも点が獲れるということ。これは強い!

 こ、こんなのエスパじゃねぇ。
 こんなんで良いのかい!
良いんです!!

 更に分析すると、途中出場での得点者が多いのが目立ちます。
第1節広島戦 大前 81分投入12分後 終了直前同点弾
第2節山形戦 伊東 90分投入4分後 終了直前ダメ押し弾
第3節神戸戦 ボスナー 48分投入34分後 終了8分前決勝弾
第6節仙台戦 永井 71分投入13分後 終了8分前ダメ押し弾
第8節大宮戦 真希 56分投入31分後 終了4分前決勝弾
 特に緒戦での元紀ゴール!もし、これが無かったら、(失点がズルPKということもあり)
その後の快進撃も無かったかも。

 こ、こんなのエスパじゃねぇ。
 こんなんで良いのかい!
良いんです!!


10節終了時点で、首位、最多得点、最少失点の三冠!
「嗚呼、この勢いのまま行きたい。W杯中断が恨めしい」
なーんて思っていたのですが、


(優勝指数とは)

 11節、12節で調子を崩し(10節でも2失点)、充電をし直す良い機会になりそうです。W杯中断が。

12戦で僅か1敗なのに、優勝指数が僅かに+1なのは、引き分けが4つもあるからです。
昨年は最終的には引き分けの多さ故に涙を呑みました。特に勝点2を落とした引き分けが多かったですし。

今季これまでの4引き分けはどうでしょうか。
勝点1を得た引き分け
 第1節広島戦 (失点がずるPKではあるか)終了間際に追いついた。
勝点2を落とした引き分け
 第4節川崎戦 過密日程の上、怪我人も多い相手に優位に運ぶも、スコアレス。
 第7節ガンバ戦 スコア上からは追いついた引き分けだが、後半沢山あったチャンスの中で1点止まりに終わった。
 第12節東京戦 内容的には相手に分がある試合ではあったが、先に奪えた2点を守りきれなかった。

と、勝点2を落とした引き分けがやはり多いかな。これを改善することが急務でしょう。
 ただ、悲観する必要は無い。
だって、引き分け濃厚を勝ちに転じられた試合もこんなに有りましたから。
 第3節神戸戦 終了8分前の先制兼、勝ち越しボスナー砲
 第5節マリノス戦 前半2点先取したものの、後半は一方的に攻められた。失点を1に抑えられたので
勝てたが、マジでやばかったらしい。
 第8節大宮戦 1-1で引き分け濃厚な終了5分前、真希のセンタリングが直接ゴール。
 第9節レッズ戦 1-1で引き分け濃厚なロスタイム終了直前、ヨンセン炸裂。
 ナビスコのレッズ戦も。

 各試合の得点、失点を、時間帯に表してみました。
 後半、特に終了間際の得点が目立ちます。
 相手より燃料が長持ちするとも、勝負強さが身に付いたともいえそうです。
 11節、12節ではこれが出来なかったのが判ります。
W杯中断をこの時期に迎えられたのは行幸かもしれません。

 何故、開幕ダッシュに成功したのでしょうか?
いろいろあるのでしょうが、シーズン前地獄のフィジカルトレを極端に抑えて連携を深めたことは
一因であるでしょう。これにより4-1-2-3の習熟即戦力新加入(小野、ボスナー)が溶け込める
ことになったことが大きいと私は診ています。

 中断明けは7月半ば、そう我らが季節です。
この数年、メディアをして”夏王”とまで呼ばせる得意の夏場。
 今年も王を継続できれば、タイトルは頂きです。
その為にはこの中断中の準備が大切です。例年夏場に強かった要因は、
春先の”地獄のフィジカルトレ”が効いていたからではないでしょうか。
 この春は前述の通り、これを封印しましたので、この中断中の前半は、
砂浜で○△吐くまで走りこんで欲しいものです。
折しも梅雨、レインコートは
サウナスーツ並みのムシムシムンムンを醸し出し、良い塩梅でスタミナ作りに
協力してくれるでしょう。杉本つぁんにかかる期待は大きいです。

 "夏王"の再現、更にはタイトル獲得はこれから1.5ヶ月の杉本つぁんに掛かっていると診ています。
 恨みは健太が背負う(はず)なので、遠慮なく苛めてあげて下さい。


 
鹿島、磐田に続き、史上3番目でリーグ300勝も達成(@第9節レッズ戦)できました。
その割にリーグタイトルが無い悔しい思いを今季晴らすべく、邁進してくれるでしょう。
 
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W杯 中断を迎えて