+  もしもサモンナイト無印が4のシステムでリメイクされたら?  +


  
ナツミ  「はいはーい! 橋本夏美、テレビーをお気に入り登録したいです!
     あれかわいくて大好き!」
トウヤ  「僕は6歩とか7歩とか歩きたいな。きっと気持ちいいよ」
アヤ   「わたしは協力召還がやってみたいです。パートナーたちととか、フラットのみんなでとか。
     新堂くんはどうですか?」
ハヤト  「俺は……声がソルの使い回しじゃなければなんでも……」
ナツミ・アヤ・トウヤ  「「「(新堂(くん)が後ろ向きに!)」」」


  
ハヤト  「まあ気を取り直して。さっき樋口が言ってたけど、確かに協力召還は面白そうなんだよな」
ナツミ  「うんうん、あたしもやってみたい。フラットメンバーみんなで協力召還してみたいなあ」
アヤ   「海賊一家の召喚みたいなのですね」
トウヤ  「待ってくれ橋本さん。よく考えてみるんだ。
     僕らとガゼルとエドスとレイド、みんなで召還した場合、何が出てくると思う?」
ナツミ  「………やっぱり、フラット最強の存在?」
ハヤト  「エプロン姿の少女が、麺棒で敵を……(ガタガタ)」
トウヤ  「それ以上口にすると命にかかわるよ新堂」


  
ナツミ 「じゃ、フラットメンバーはやめておこ」
ハヤト  「他にどんな協力召喚がありそうかな?」
アヤ   「それぞれのパートナーとの協力召喚は当然として、あとは……、
     エルゴの守護者たちの協力召喚とかでしょうか」
トウヤ 「いいね。カイナとエルジンとエスガルドと、…………(沈黙)」
ナツミ 「……そういえばメイトルパの守護者、あたしたちで星にしちゃったっけね……」
ハヤト  「今元気なのはロレイラルとシルターンだけか……(遠い目)」


  
トウヤ 「いや、それくらいならいっそ、僕たち4人の協力召喚はどうだい?」
ナツミ 「ああ、それいい! あたしと」
ハヤト  「俺と」
アヤ   「わたしと」
トウヤ 「僕とで」
一同  「「「「四界のエルゴを召喚!!!」」」」
ナツミ 「……うん、魔王も瞬殺だね!」
トウヤ 「はは、やっぱり僕たちラスボスだなあ」


  
ハヤト  「そういえばスキルもものすごく増えたよな。俺たちならどんなスキルになるだろ」
アヤ   「新堂くんはフロントアタックを覚えそうですね」
ナツミ 「あと、絶対攻撃ね!」
トウヤ 「新堂は力強いイメージだからね。逆に橋本さんは俊敏なかんじがするね」
ハヤト  「ああ、移動歩数も多そうだよな」
アヤ   「投具を持てたら橋本さんらしい気がしませんか?」
ナツミ 「綾は見切りを覚えてほしいな。さっとよけて、その拍子にそでがヒラッてしたらきれいでしょ?」
トウヤ 「それに祓いの印を使えそうだね。うん、想像するとすごく似合うなあ」
ハヤト  「で、深崎は……。なんだろ、隠密?」
ナツミ 「うん、バックアタックと」
アヤ   「先制もですね。遠距離攻撃・暗黒あたりも」
トウヤ 「ふふふみんな、一度僕たちの友情についてじっくり話し合うかい?」


  
ナツミ 「あと、4といえば分岐型クラスチェンジだよね。
     あたしたちの最終クラス、1つは誓約者として、あとはなんだろ?」
アヤ   「もう1つはエルゴの王でどうですか?」
ハヤト  「誓約者もエルゴの王も同じものだけどな」
トウヤ 「それを言っちゃうとおしまいだよ新堂。
     召喚能力に特化した場合にはエルゴの王、とか、ちょっと特色をつければいい」
ハヤト  「そっか。そうだよな。誓約者はTECの高い万能型がいいかな」
ナツミ 「あと1つはどうしよっか」
アヤ   「あの……(おずおず)
     わたし、バノッサさんに追悼の意を表して、クラス:はぐれ野郎になってあげてもいいと思うんです」
ハヤト  「…………樋口の気持ちは尊いと思うけど、それはちょっと」
トウヤ  「やめておこうよ、樋口さん。僕たちはセルボルトきょうだいの召喚獣だから、はぐれじゃない」
ナツミ  「じゃあ、クラフトソードから借りてきて、サイジェントの勇者ってどう?」
トウヤ  「それはかっこいいね。ATが高くて大剣装備可能ってとこかな」
アヤ   「決まりですね。これで4つ、全部決まりました」
ナツミ 「めでたしだね!」
ハヤト  「……あれ? 3つしか決まってなくないか? 誓約者、エルゴの王、サイジェントの勇者……」
アヤ   「……もう1つは最初から決まっていますから。ねえ橋本さん」
ナツミ 「そうだね。ねえ深崎くん?」
トウヤ  「ああ、そうだよ。ふふふ……」
ハヤト  「…………みんな? どうしたんだ?」
アヤ   「なんでもありませんよ…………ふふふふふ……」


  
トウヤ  「あとは豊富なミニゲームかな。僕は食堂の注文取りゲームがすごく好きなんだ」
ナツミ 「あたしも! あれ面白いよね。一生懸命メモとるから大変!」
ハヤト  「俺はメモなしに挑戦してがんばってるんだ。面白いよな〜」
アヤ   「ダメです!」
ナツミ 「……綾?」
アヤ   「注文取りゲームなんて絶対ダメです!
     猫のしぐさ当てじゃなきゃダメです!
     猫がいいんです〜〜!!!(じたばた)」
ナツミ・ハヤト・トウヤ  「「「(樋口(さん)がだだっこ状態に!)」」」


  
ナツミ  「サポートスキルなんてのもあったね」
ハヤト  「俺たちは……仲間がピンチになると、光って形勢逆転?」
トウヤ  「実もフタもないスキルだね」
アヤ   「それぞれの特技をいかせばいいんですよ。みんな別々の部活に所属してる設定ですから」
ナツミ  「それだとさあ……。あたしは敵にサーブを叩き込んで」
ハヤト  「俺はバスケットボールぶち当てて」
トウヤ  「僕は竹刀で攻撃すればいいけど」
アヤ   「……(ハッ)生徒会には攻撃手段がありません! わたしだけ、わたしだけサポートが……。
     こんなことなら生徒会長になんかならなきゃ良かった!」
ハヤト  「まあまあ、そこまで考えなくても」
トウヤ  「そうだよ、生徒会長の強権発動で全校生徒が追加出撃とか、
     裏帳簿作成で獲得バームアップとか、
     予算をタテに敵ボスを脅すとか、いくらでもできるじゃないか」
ハヤト  「おまえもそこまで考えるなよ深崎」


  
ハヤト 「あとは、二週目以降の追加要素だな」
アヤ  「ここから先は一度クリアした後のネタバレになりますよ〜」
ナツミ 「誰に言ってるの、アヤ」
アヤ  「うふふ、ロレイラルのエルゴにです」
ハヤト 「プロローグで不思議な声を聞いて、ってのは俺たちデフォルトでやってるからなあ」
ナツミ 「その声がセルボルトきょうだいのじゃなくなるんだよ!
      4と同じように、敵方で、
      ボスの言うがままになってるけど…苦しん…でる……お姫様が……」
トウヤ 「それ、まんまセルボルトきょうだいだね」


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ハヤト 「そういえば4は番外編がなかったんだよな」
ナツミ 「そこはあたしたちと一緒だよね」
トウヤ 「まあ、僕たちの場合は番外にするべき前作がなかったからだけどね」
アヤ  「4はどうしてなかったんでしょうね。ゲストはたくさん来ましたけど」
ナツミ 「アティ先生とレックス先生は来なかったよ」
ハヤト 「そうなんだよ! 4での先生再登場を信じてたファンも多いだろうになあ」
アヤ  「じゃあ、リメイク1が成就した暁には、番外編に先生たちをお招きするというのはどうですか?」
ナツミ 「それいい! 時系列的にも、1の前の事件は3だけだもんね」
ハヤト 「賛成! サモナイトソードも出てるし、無色が暗躍してるし、結構つながってるよな、1と3」
トウヤ 「オルドレイクつながりでもあるしね。
     ふふ、1の時点でのオルドレイクを見た先生たちのコメントが楽しみだよ……」
ハヤト 「深崎、魔王はみだしてるぞ」
07.4.15




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