アラスカ行記




一眼レフ使うの初めてだけどオーロラが撮れた話

 せっかくオーロラ見に行くのに写真撮れないって何かつまんない。って、思いません?でも他のサイトで勉強してみると難しそう。結露だとかバッテリーだとか、結構色々と対策を練らないといけないし。でもやってみたらできた。しかも1週間前に借りた電子式一眼レフで。これから初めてオーロラを見に行かれる方、絶対写真は撮ったほうがいいです。写るんです、実際。

カメラ本体
 この手のサイトを渡り歩いてきた人なら必ず見てるであろう「ハッキンカイロ」という文字。燃料入れて火つけてあっためるカイロね。あれじゃないとダメってよく言うでしょ?使い捨てはすぐ固まって意味ないとか。でも火つけるカイロなんか買えなかったです。だって本当は撮影する気なかった。それを「撮る!」って決心したのは1週間前。通販だって間に合わん。でも使い捨てはモタナイって言うじゃん。じゃあどっちもヤンナイ!いいよ自作で!
…でもこれがねぇ、いいんですよ。バッテリーの予備をポッケでカイロ保温してたけど、まったく必要なかった。サクサク動くぜ。

 まず本体を保温シートで覆った。ビールとか入れたりする銀のやつ。両面テープで要所要所をペタ。でもちゃんとパーツの形にカットしました。この銀が貼ってある状態でも電池交換やフィルム交換ができる仕組み。
レリーズは何回かレンズに巻いて短くしてある。だってビニール製だからカチカチになるって言うじゃない。その上からプチプチを巻いてみた。
ちなみに昼に外で写真撮ったときは上の写真右の状態。ズームも効くうえ本体の温度低下も防げる。次はこの上から余ってたぷちぷちをぐるぐるぐる。セロテープで固定。あとはいらないセーターの袖をちょんぎってかぶせた。これでイケました。室内に持ち帰るときはちゃんとビニール袋で密封するのを忘れずに。

レンズ
 fの最小値が2.8で画角35mm。一般的にオーロラ撮るには限界と言われるレンズ。実際はやはり広角レンズがいい。撮ってて思った。もっと広い範囲がほしくなります。お金ある人はゲットしましょう。

フィルム
 悩みましたねぇ。人によってお奨めが違う。ある人は「素人は広い範囲の色を拾えるネガがいい」。ある人は「忠実な色、美しい色ならポジがいい」。ということで私が推奨するのは「両方撮っちゃえ」。これにはちゃんとした根拠があります。ネガは眼に見えない色実まで拾ってくる。しかもスキャナで取り込んで修正すると抜群に面白い。一方ポジ(リバーサルって言うの?)は見た感じに近い仕上がりとなる。黒が映え、緑が美しい。両方とって仕上がりの違いを楽しむのは結構楽しかった。ぜひお奨めします。

空港でのX線検査
 フィルムはX線遮蔽袋に入れて、一切ハンドチェックは受けてきませんでした。しかも何回も再検査受けてるので相当被爆してるはず。でも写真は無事でした。しかし!フェアバンクス空港でのこと。相変わらずの再検査で荷物をばらされてた時、遮蔽袋に入っているはずのフィルムが1本足りないことに気づく。スーツケースにまぎれてしまったのです。それはもはや帰国の便。今頃強力なXRAYにさらされてかぶっているだろうなぁ。沈んだ気持ちで現像を待つ。するとどうでしょう。無傷。本当に運がよかったかもしれない。
 海外で撮影する上で一番不安だったことがコレなのだが、素人目には市販の遮蔽袋でX線被りは防げると判断しました。つうか、むき出しでスーツケース入れても無事だったくらいだからね。でもみなさん、ちゃんと protect for x-ray なんで hand check でお願いって言うのよ。

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