南中生が水土里ネット二井田真中を訪問〜

5月31日、南中学校2年生14名が土地改良区を訪れました。これは南中2年生が総合的な学習の時間の一環として職場体験に取り組み、地域の職場について調査・体験をしたいということから、当土地改良区が受け入れたものです。

当日は「農地・水・環境保全向上対策」で活動している高村保全協議会での花植え作業があり、南中生にも花を植えてもらいました。約1時間の作業を経た後、水土里ネット事務所において菅原書記より「土地改良区の仕事」についての説明。土地改良区の仕事内容については南中生にとっても聞くのも初めてとみえましたが、「臨時総代会とは何ですか?」などと鋭い質問をあびせられるなど、土地改良区側も緊張のひとときを過ごしました。

ひととおりの説明の後は事務室でのデスクワークであるパソコン入力を体験、最後に主要施設である三浦堰頭首工でのゲートの操作と犀川樋門(水門)の開閉を実際に体験してもらいましたが、頭首工は通常は鍵がかけられているので間近で見学、操作することについては驚きの声もあったようです。

午前中の短い時間の中で、土地改良区の仕事の一部しか紹介することができませんでしたが、生徒たちにとって「土地改良区の仕事」について、「働くこと」についてはどう感じられたのでしょうか?中学生が職場を訪問するということ自体が大冒険であり、最初は緊張感やとまどいこそあったようですが、後半では積極的に取り組んでいく姿に中学生の柔軟かつ若いエネルギーを感じられました。慣れない体験で大変だったとは思いますが、同時に貴重な時間であったとも思います。

今回の体験は中学生と触れあいながら、土地改良区の仕事を顧みる貴重な体験として私たちも勉強させていただきました。
 


  開催日 平成19年5月31日(木) 午前9時〜12時15分
  場 所 水土里ネット二井田真中
  内 容 生徒の体験・調査活動「チャレンジ・職場体験」
  大館市立南中学校 2年生14名



   

「農地・水・環境保全向上対策」で活動している高村協議会での花植え作業を南中生にも手伝ってもらいました。まずは婦人会の方からお手本をみせてもらいます。            


ていねいに一本ずつ植えていきます。



歩道脇の草取りもお願いしましょうか。


なかなか抜けません。
    

花壇の脇に防護柵もつくってもらいました。なかなか手際がいいです。                         
     

事務所で「土地改良区の仕事」について説明します。「よろしくお願いします。」           



やや緊張気味ですでが熱心に耳を傾けています。 


質問や意見はありませんか。


三浦堰頭首工の操作室です。ここで水の調整をします。


管理橋の上でも操作ができます。


ゲートを開けた状態です。


水門のハンドルを回してゲートを開けてみましょう。
   

交替で回します。回転しているわりにはゲートが開かず、かなりの重労働です。


短い時間でしたがそろそろ終了です。今日はどうもありがとうございました。                           





「チャレンジ・職場体験!」


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