ジャッジメントチェーン【律する小指の鎖 損切り】

戒めのクサビを心に仕掛けてルールを課す.
そのルールが破られると反対売買して損を確定して損失を限定する.

損切り(ロスカット)って奴ですね.10%下がったら売りとか,10万円損したら売りとか.ちょっとでも損したら売りとか.
株でも外貨でも損失を限定することは非常に重要です.

しかしあまり早い損切りも良くないかもしれません.
パクノダに触られた時点で死というルールをゴンとキルアに課しておくのもひとつの手です.パクノダがクラピカの能力を知ってしまったらもうクラピカに勝ち目張りません.しかし,パクノダが他の団員にゴンとキルアの記憶を話す前に倒すことができるかもしれません. 触られた時点で死というルールでは反撃の可能性をゼロにすることになります.

とかいっていると,ずるずる苦境に陥るのであらかじめ手を引くところを決めておきましょう.
あらかじめが重要ですね.その場の雰囲気に飲まれてうろたえて損切りするとあとで後悔する事が多いです.


制約としての損切り
FXで口座を開くということは自らの心臓に戒めクサビを刺すということです.入金した保証金分ぐらい損したら挽回をあきらめます というルールを自ら課す事で,保証金の何倍もの取引が可能になるというカラクリです. 

自動ロスカットラインまで損したら全ポジションを失い,強制的に絶の状態になり敗北します.
ロスカットライン保証金率25% の場合は・・・
保証金率=実質保証金÷必要保証金×100

100万円保証金いれて,必要保証金率5%(最大20倍の界王拳)の場合.
1ドル100円のときに10万ドル買ったとすると必要保証金は1000万円の5%=50万円.

保証金率=実質保証金/50万円×100
1ドル92円になって80万円損したとすると
保証金率=20万円/50万円×100=40% 瀕死ですがまだいける!
1ドル91円25銭になって87.5万円損したとすると
保証金率=12.5万円/50万円×100=25% ズギュル バタリ

100万円の証拠金で2000万円分のドル買うことも可能ですが,制約はさらに厳しくなるでしょう.しかし,この自動ロスカットがあるおかけで,「失敗しても0になるだけ,成功すれば無限大」と考えることもできます.


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制約と誓約
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外国為替保証金取引