野沢温泉

野沢温泉の湯を発見したのは、聖武天皇の頃(724〜748年)にこの地を訪れた僧「行基」であるという説、また修行中の山伏が見つけたという説と手負の熊の後をつけた猟師が見つけたという説があります。いずれにしろ、かなり古くから野沢の地に湯が湧いてい ることは知られていたようです。
それでも当時はまだ温泉に入るために旅をして訪れるということは一般的でなく、江戸時代に飯山藩主の松平氏が惣湯(大湯)に別荘を建て、一般の人々にも湯治を許可した後、多くの人々が湯治という形でこの山里を訪れるようになったと言われています。当時の湯治は北信濃や越後の人々が主として農閑期のご苦労休みに訪れたものでした。

野沢温泉 四季の移ろい