冬だったから?奇跡的な鯉の取り込み
2009.12.4記
2009.2.17の日誌にも書きましたが、早春の西浦中央水路で鯉が
良くアタリました。
この水路では大きな鯉が掛かります、この日は特に良く掛かりました。
ひとつ切られた後、大きいが走られずにやり取りが始められたのが
これで、私の釣りの師匠が鯉は釣られたのが判らないように矯めて
空気を吸わせる、と言っていたのを思い出して魚を驚かさないように
バタバタしないように静かに行動して、後は時間待ちのようにしゃがんで
膝に肘を当てて耐えました。
向こうに向かった時は少しでも傾いた方に竿を倒して横に敷き魚の向き
を変えての繰り返し。
ようやく空気を吸わせておとなしくなりましたが、30センチの網ではとても
掬えそうにありません、取り込んだものとして記念の1枚と思いシャッター
を押しましたが対象物が無いので、これでは大きさが判りません。
連合会公認のスケールに乗せると隠れて何も見えない状態に。
スケールの端面まで65センチ、幅が9センチあるので68センチ
は有ります。
鯉が掛かると面倒くさいと竿を伸ばして糸を切ってしまう人もいま
すが、私は取り込みの練習になると思い掛かった魚は、ヘラ釣りの
人達が嫌がるレン魚でも取り込んで完結します。
細めの糸での取り込みをしておけば、いざ型物が掛かったと言う時
に慌てずに対応できると思うからです。
大物の後小さいなくせにたいそうな抵抗をすると思
いましたが、50センチを超えています。
普通なら大きいなと思うのですが、すぐ前に釣れたのがあまりにも大きかったのです。
その直後さらに53センチが釣れ、さすがに5本も釣
るとくたびれて昼前に移動してしまいました。
この大きな鯉の鱗がきれいなので
切り取り表紙に使う事にしました。
とりあえずやるだけはやってみようと思い、網を入れてみます。
この網ではこれまでレンギョの62センチが最大で玉網の枠に乗せるよう
にして救ったのでした。
それよりもまだ大きく、どうだろうかと思いながら頭にかぶせるように網
を持って行くと頭は入りました、長時間泳ぎ回っていた為か大人しくして
いるので体の半分入ります。
何とかもう少しと網をゆするっていると枠と体が斜めに成り、重心が網の
中になりました、
しめたと思い、しかし暴れたらおしまいとそーっと慎重に引き上げます。