思いもよらぬ二桁

2022.3.12桜川

学園大橋から土手伝いに川面を見
ながら下ると、水面に泡が目立ち
流れも無く水が悪い感じ、目当て
の場所までに釣り人は2人だけで
嫌な予感。
水辺に降りると先週より減水して
対岸の護岸に濡れた帯、水汲みの
バケツも紐の先端を掴んで先の方
から引くので旨く汲めず半分位が
やっとです。

36cmの枠に乗るのが釣れまし
た、37有るか無いか位で型物は
出ませんが、桜川で久しぶりの釣
果はすべて尺上でした。

霞ケ浦からの魚は体高が高く傷も
無く綺麗、羽化して空気を吸わせ
てからも又潜って行き油断できま
せん。

周に何回も竿を出して居るSさん
は最近日差しが強くなり顔が日に
焼けて、コロナのワクチンの時に
顔をジロジロ見られてしまったそ
うです。
高い頻度で釣りをやるSさんと対
等の釣果を得るのは難しく今日は
珍しくSさんより釣る事が出来
ました。

釣れる魚は同じ様なサイズばかり
養魚場での釣みたいで、ヘラ有り
ますなんて看板でも出さなきゃと
冗談も出てきます。

アタリが出ないようなので小さな
浮に替え、錘を少しづつカットし
小さな仕掛にしていきます。
軽い仕掛けは少しの風でも振り込
み煽られ大変でも、サワリが出る
様になりました。

何か触っている様だと食いアタリ
を待っていても変化なく、もしか
してと竿を上げるとやはり食って
いました。

1時間後初めて浮に動き、やっと
合わせを入れ竿が曲がりました。

これが一番小さい様です。

竿を変えて間もなく奥方を何処か
に送り届けたSさんが到着。
車を止めに行ってる間に竿を上げ
ると付いていた奴でオデコ脱出。
アタリ無しで3回続けて竿が曲が
る変な釣スタートです。

仕掛が右に落ちると少し深く手前
の方が深いようです。
流れが出て泡が18尺の仕掛より
手前に流れの筋が出来流心は岸の
直ぐ近くの様です。
先日Aさんが15尺で釣れたと聞
いていたので15尺に変えます。

短めの竿でと思っていたが魚の気
配が薄いので18尺で始めます。
始めは流れも無くバランスで出来
そうでも流れは出るのでドボン。
初めて間もなく打ち返しで竿が曲
り儲けもので型を見たと喜んだら
浮いて来たのはクネクネとおよぐ
50cmのナマズ、外道でも反応が
有ればその内に本命がと続けると
今度は亀、居なくなればアタリが
出るのではと続けるが何も無し。

陽が傾き良くなる事を期待も反対
に気配が薄くなって行きます。

初めての明確な食上げは幅広な魚
体で中々浮いて来ず良型と期待は
同じ様な長さです。

餌箱を洗いながら最後の餌を入れ
片付け中にアタリ、今日唯一のマ
ブナです。

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