残念な魚の姿
2021.10.30大堀川
Sさんが大堀川の下の方で良い釣
をしたそうで、駐車スペースも兼
ね案内していただきます。
水が澄んで今日は厳しそう、慌て
る事も無いので又橋の上から魚
の確認、自分たちの釣る所に魚は
居なくさっきは一つも居なかった
下流の魚の姿、穴を開ける作業が
影響したらしい。
釣り場に戻り18尺でせっせと餌
を打ち返します。
草の上に葦を少し積めばOKでは
と長靴で踏み入ると水没しそうに
なり慌てて戻ります。
草は殆ど浮いた状態、100m程離
れた葦を刈り取り立てに敷その上
に斜面の刈り払われた草で覆いそ
の上に又葦を繰り返し、水が染み
出さない迄積むとふわふわ。
何とか釣台を設置するまで2時間
近く掛かりました。
道具を片付け車に戻ろうとすると
空けた穴で紙かビニールの様な物
が流でひらひらしているみたいで
流も強くないのにどうしてと見に
行くと瀕死のヘラが頭を下にして
ゆらゆら尾鰭をやっと動かしてい
る状態でした。
上流でやった時には浅い所特有の
走り回り向うに向った時は切られ
てしまう、なんてのは一度も有り
ません。
浮きが少し動く様になりますが続
けてガリガリに痩せたのが釣れ気
が滅入ります。
網の中で上から見ると頭だけ、横
から見てもマブナなのに尻尾の薄
い事。
長さは結構あるが良く生きている
と思う様なのが掛りました。
尾鰭に近い方は薄く透けて見えそ
うです。
3つ釣れた後何もなくなり早く終
りに、アタリが出れば儲けものと
餌打ちのピッチを上げていると微
妙な変化はマブナ、機関銃の様な
餌打ちは効果が有る様です。
浅い所では皆色が黒いですね。
38cm位、今日釣れた中で一番
まともでも細い。
Sさんが一つバラしただけで何も
無く、長く待って見ると前触れも
無く浮きが入りました。
竿が曲がりますが動きが無くゴミ
が掛った様、酷く痩せお腹が凹ん
でいます。
ふるさと大橋の上から覗くと中央
にはヘラの群が、岸からの竿では
届きそうも有りません。
散歩の人が前は沢山居たが少なく
なったと声を掛けて来ます。
水位が下がり水が澄んでいる為か
橋の日陰に集まっています。
Sさんは実績の橋の袂、私は10m
程上手に釣り場を作ります。
体力の無い魚が溜まりやすい条件
の所か釣れた魚の艶が無く、釣る
のが可哀そうで楽しくない。
4匹目の尾鰭の付け根に光った鱗
扱っている時に気づかなかったが
他の所は鱗の剥げた後の様に透き
通った感じに見えます。