よく釣る人はどこが違うのか

私の入った所は空きが二つだけで
Sさんが到着して満杯、最近よく
釣れたのでしょう両岸に沢山の人
が入り数えると見える範囲で20
人も並びます。
今日は釣る人は釣るが竿が余り立
たない人も居り夕べの雨は効果的
では無かった様子です。

2021.4.18大津川

Sさんから大津川が良い感触の話
で第一候補ですが、強風の予報が
出ていて途中の利根運河で閊えて
も良いと出かけます。

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魚の気配は鯉らしいので撮影して
拡大すると、産卵でなく鯉が草に
着いた苔を大きな口を開け舐めて
いる。

写真を撮って振り込むと連チャン
これから入れ食いと意気込みまし
たがこれっきり、後1回の餌で片
付けをしていると手にゴツンと来
てハリス切れ、危なく竿を取られ
る所でした。

漸く魚が寄って来たのか釣れる間
が短くなり、綺麗なのが続いてき
ました。

偶に体高の有る谷内が掛ると引き
が違います、コンディションが良
い個体は鱗が光っています。

浮かせるのに時間が掛り型物かと
思ったのは体高が有り立派な形で
も36cm、未だ卵を持っている様
です。

両目が空き一安心、これは前より
引きが良かった。

最初に釣れたのは37cm程ですが
産卵後でお腹がへこんで可哀そう
な姿、このような個体は回復出来
るのでしょうか。

Aさんの釣を見るだけと思ってい
ると合わせました。
39cm位の綺麗なヘラ、これを見
て餌を作りますがクチボソらしい
アタリが1度だけ、迷子になった
のをAさんが釣ってしまった等と
冗談を言いながらやっていると
シモリが引かれていき鯉でせまい
水路ではどうにもならず切られて
しまいます。
Aさんに大きいだろうと念を押さ
れます。

朝の水位で釣に成るか気になった
利根運河の様子を見に行くと地元
のAさんが、本流で二つ釣れたが
増水と風で逃げて来た。
姿見ずの鯉が4つも、草に引き込
まれ浮を折られ散々だよと嘆き鮒
属は未だ見ていないそうで餌を作
るのも躊躇います。

又小型のヘラ、手前は良型が釣れ
ないか、一人置いた人は11尺で
ポンポン上げているのに。
口元を見るとマブナかな。

軽い引きで20cmクラスが掛り
岸近くは小型の様です。

流れが強いので岸近くの方が良い
かもと10尺に替え、駄目でも最
後までの心算で試します。
ごく軽い仕掛で始めると風で不安
定なので少し浮を大きく、近くの
浮は変化が良く判ります。
少しトップが下がり半信半疑で合
わせるとマブナです。

18尺を持ち現場に行くとかなりの
流、先客は短い竿でしょうがない
のでドボンと言います。
風が吹くことも考え13尺を取りに
戻ります。

6時を回ったばかりなのに駐車場
は満杯、大きな水溜りを見ると
そこにもペイントの線、止められ
ない事情が有り空いてました。

夕べの雨で濁りが有りますが釣は
出来そう、ブロック12段露出の水
量はもう少し増えてほしい位。
ここで釣れれば楽ですが草の中で
鯉の動きだけの感じと近くの工事
が気に成り、とりあえず大津川迄
行きます。

流れが逆になり草の後に入れて
いた仕掛が表に成って別の所で
最初からやり直し、餌も残り少な
くなりAさんもぼやきながら片付
けに入ります。
最後の餌を振り込み餌箱を丁寧に
時間を掛け洗い終えると水面に浮
くシモリが動いている様子、まさ
かで合わせ今度はヘラです。
同じようなサイズが3尾、やって
見るもんですねとAさんと別れま
した。

軽い引きで20cmが掛り前より
小さく抜き上げます。
一応ここでも両目が空きアタリ
は少ないが気楽になります。
極浅く流も有る所で小さいシモリ
水の圧力の無い所は全部浮くシモ
リが少し引かれます、アタリの様
だと合わせると先の寄り強い引き
に又鯉の様でも姿が見えるとヘラ
の様な幅広の魚体、網入れしても
片手では持てずマブナは厚みが有
り目方が有ります。

もう一つ鯉が、少し小さめの感じ
で矯めきれると思ったが水中に
有る棒に絡みそうでバラシ。
Aさんも本命をバラシ、諦めなが
ら少量の餌を使い切り迄と打ち返
しているとシモリが動き強い引き
に又鯉かと思いながら浮かせる
とマブナでやっと本命が顔を見せ
てくれました。

口が変な感じ、産卵後で艶が無い
今日の魚は全体的に疲れた様に
見えます。

やっとレギュラーサイズが来まし
た、柔らかい10尺の竿は矯める
のが楽です。

又小型のマブナ、網を使う事も無
いと抜き上げカメラに手を伸ばす
間にゴミだらけ、網を使った方が
良かったです。

初めての良いアタリに合わせると
15cmのマブナ、余りにも小さく
カメラの所迄動くのは億劫。
その後も20pクラスのマブナが
続きます。

竿を10尺に変えてから浮が良く
見える事も有るのでしょう、浮が
動く様になって来ました。

アタリが少なく流と風でトップが
出たり入ったりしてサワリかどう
かの判断が付きません。
短尺の先客は調子よく上げている
のですがアタリを見逃しているの
か判りません、引っ掻きや伸され
ハリス切れ等をしている内何も
無くなるパターンです。