釣り場の選定に成功

2020.3.28西谷田

天気予報を見ると各地とも東寄り
の風3から4m、桜川釣れれば良
い魚が掛るので気分が良いが東
風は良く無いと言われるので東風
で釣りやすい所を確認、西谷田の
河口近くに決定。

型を見て一安心又アタリ、1本も
無い棚の為か走り回ります。
足元に来て止まり何かに絡んだ様
子で魚は目の前、とりあえず確保
して道糸を手繰るとウナギの紐を
一回り、この先が心配なスタート
に成りました。

あちこちからハタキの音が聞こえ
ますが浮に反応が無く、先に取り
込んだのは今日もSさん。
羨ましく浮きを見ていると私の浮
きにも変化、合わせてオデコ脱出
と喜んでいると手前のパイプに半
周され止まり、そっと引き巻き戻
すように引き離して取り込み型を
見るまで時間が掛りました。

落ち込み直後のアタリは好みのパ
ターン、しかし軽いマブナの引き
でこれも赤く血の滲んだ個体。
農薬とかストレスとか聞きますが
この広い場所では影響がなさそう
で他の原因が有るのでしょうか。

準備中にSさん到着、Aさんも来
るそうです。
13尺を棚取で振り込むとすぐ前
の杭に仕掛けたウナギ仕掛の紐に
絡んだようで、引っ張るとハリス
が2本とも切れたので左の斜めに
杭と杭の間で釣りを始めます。
今日はバランス仕掛けで少しの流
れは仕掛けを大きく這わせ我慢の
釣をしてみる事にします。

ヒガイで検索すると写真の感じが
違うのです、背びれの途中に模様
が有りますがこの個体では有るよ
うな無い様な、色は婚姻色が出て
いるのでしょう。
体型がヤマベの様に平べったく背
鰭と尻鰭は小さめで髭は無く今ま
で見た事が無い魚です。
珍しい魚を釣り尺上11枚風向きを
考え選んだ釣り場は正解、気心の
知れた友と楽しい釣りでした。

体が細く小さく見えたが意外に長
さの有る個体。
Aさんが様子を見に来た所でSさ
んに大物がヒット、横走り中水面
にジャンプする様に出てきたのは
45cm以上の巨体、Aさんと共に
でかいと叫びますが、Sさん本人
は矯めるのに夢中で魚を見ていな
かったそうです。

Sさんから餌をもらうと釣れるん
だと言っていると本当に掛かり
掛ったよと言うと、ええーと声を
上げるSさん。
私の餌はまだ硬い様です、振り込
みで落ちない様にと作ると少し硬
く、振り込みをもっと上手になら
ないと釣果を伸ばすのは難しい
かもしれません。

Sさんにもらった餌で続行、合わ
せると小さな感触で細い魚が飛び
出し、手に取ると綺麗な色をして
ヒガイかと思いましたが少し違う
様子です。

風向きの為か釣り場は穏やか、し
かしうねりで仕掛けがずれやりず
らい、餌が無くなったっことを告げる
とSさんが一つまみのグルテンを
支給です。

牛久沼の方から白波が押し寄せて
風が強まりそうです。
ほぼ河口に近く本湖では相当波が
高くなっているのでしょう

餌が残り少なくなり後一つ来ない
かなと言っていると掛かりました
魚に聞こえたのかと笑いです。

風が出れば良くなる筈と浮きを見
つめますが、気温が下がっている
為か好転する気配は無く、餌が無く
なったら有るからねと、Sさんから
餌の提供を提案、早く止めて楽に
なりたい気分は同じ様です。

マブナが続いている間にもSさん
はポツポツヘラを取り込み、へら
の釣果は離されていきます。
無風だった風も後ろから吹き出し
うねりが来るようになり、這わせた
仕掛では食い上げのような浮きの
動きで、アタリが出なくなったので
ハリスに多めの錘で仕掛けを止め
久しぶりに取り込み。

一番小型のヘラ、30cmチョイ

流れが殆ど無くなり底を切ってみ
るとアタリが良く判り、面白いが
長くは続きません。

合わせると又マブナの引き、鮒釣
なので構わないですがもっと大き
いのが掛ってほしい。
掬ってみると二つ、曇り空で暗く
気が付きませんでした。

明確なアタリに合わせやったと思う
と軽いマブナの引き、初夏の頃に
見られるような赤い傷が出ています。

ポツリポツリと釣れて今日はまあ
まあの釣り、綺麗な魚で引きも強
く今日は良い釣り日和と思ったら
アタリが遠くなり、上げたら付いて
いて今日もやってしまいました。

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下に新しい踏み跡は少しの水溜り
だけですが、上昇傾向の水位なの
でドロドロにならない様踏むと泥
水が沸く所に葦を刈り通路を整備
しておきます。
水辺に出ると小型のヘラが草の上
で干からび、ハタキで戻れなく死
んでしまった様です。
やや向かい風ですが予報通りの風
向き、この後東に変わる筈です。

牛久沼の湖水面が以前来た時より
上がっておりポイントへの道は長
靴では通過できません。

川漁師の船着き場は使用されなく
何年か、貴重な駐車スペース。
あちこちでパシャパシャとハタキ
ガバガバでなく小型の感じです。