利根川を渡るとき少し水が増えて
いたのを見て微かな期待でしたが
相変わらずの水量、釣が出来ない
程の時でも今頃は魚の群れが幾つ
か見られるのですが、今年は全然
いなくてどうしたことか。
この前見に来た時は橋付近に幾つ
か魚が居たが、全く居なく諦めて
帰る心算で未練がましく機場の中
を覗きに行くと砂煙が上がり、初
めて間近に見る魚の気配です。
狭い機場の中で冬を越す魚は餌も
少なくストレスもあるのでしょう
痩せたのが多く、お腹の膨らんだ
のは幾つか見かけただけです。
今季鵠戸で初めての釣果
2019.3.24桜川、鵠戸
先日作った釣り座、近くで竿を出
す人がおらずそこそこ釣れたのが
良い場所なのか、よく釣れた日で
他の場所ではもっと釣れたりして
いたのか評価は判りません。
15尺で釣れたがもう少し短い竿
でも駆け上がりの底に届そうなの
で14尺で試してみます。
来る途中の気温表示に−1度の
所も、冷え込みの影響が心配。
水面が湯気の立ったようになって
います。
風が弱まり水面の波が無くなると
流れは右岸側、手前は流れが緩く
少し手前に仕掛けを入れてみると
近くにも魚は居る様でアタリがで
て来ます。
風のある時に仕掛けが流された手
前は風による流れだったようです。
餌が残りわずかになりバランスに
してみるとアタリが良く判ります。
錘ベタでは底が柔らかく錘が沈み
仕掛けに変化が出にくかった様で
す、もう少し早く切り替えればと
思いました。
最後の餌で旨く合わせられた行っ
たと思ったのは15pのマブナ
であごの下です。
鱗の取れたのが掛り裏側も同じ様
でこれも川鵜から逃げたみたい。
たまに幅広のが掛りこんなのも居
るのかと思う程です。
触っているようなので待っている
と何もなくなり打ち返そうと竿を
上げると重い、スレてしまったと
思ったのは亀。
口に掛かった針を外そうと針外し
を使ってみますが、パクっと噛み
付かれ放しません。
指でやれば外せるのですが危なく
てては出せません、結局ハリスは
プッツンと無駄なことをしました。
浅い所なので向こうに走られると
竿が起きずに、これまで3回も切
られてしまいやっと対応が出来て
浮かしたのは鯉、大なのが真っ黒
い尾鰭を水面に出し泳ぎ、あんな
のが来たら大変と思っていたがこ
んなのも、鮒に切られたと思って
いたが鯉だったかもしれません。
釣れて来るのは26から28p
でここでは良い型の方ですが
先日の桜川と比べると痩せて
かわいそうな位です。
砂煙の上がった所に近づくと足が
段々潜っていき、動くと足元がど
ろどろになりそうなので、枯れ枝
やコンクリートのかけらなどかき
集めてみますが焼け石に水の様
です、鋏を取り出し草を大量に刈
り敷きこんで何とか足元が安定し
ました。
強い向かい風に12尺、棚取での
1投目で引っ掻いてバレ、魚は居
る様で期待ですが浮きは中々動き
ません。
魚を寄せなければと打ち返そうと
竿を上げると抵抗が、またしても
掛ってしまったやつで33p、
ここでは大物です。
この釣り座は人が決まっているの
でしょうと聞くと大丈夫だよ、そこ
に居た人は帰ったし俺が開いたん
だ、あそこは石が入っているから
車が置けるからと親切に教えて
頂きますが、あまりにも不調なの
で先週の所でやろうにも真横から
の風では軽い仕掛けは振り込みが
出来ずに諦めです。
先週2束くらいと言っていた小物
釣りのグループも11時前に撤収
では竿を出さずに正解でしょう。
K電業さんと仕事をするO名人が
やってきたところで竿が大きく曲
がり先を越されてしまったと思う
が大きな鯉で初めてのアタリだ
そうです。
餌が終わったら移動の予定も我慢
出来ず道具を仕舞、200m程下
流まで見て歩くと足元で釣りが出
来そうですが、風が強くて竿を出
す気が起きません。
草刈りをしただけでは斜面が急で
釣台が窮屈、園芸用スコップを
使い土を均し始めると、湿り気が
有り足元が泥だらけなりそうで草
を敷き込み、ついでによそ見をし
て移動をすると踏み外しそうな所
に草を積み重ね当面落ちないよう
にして釣り開始。
心配していた通りにアタリが出ま
せん、1時間程経った頃後ろから
声が掛り見た事の有る顔。
Sさんポイントで開始、掛かって
きた電話の会話からK電業さん
と判ります。
冷え込みの影響で駄目なら先週と
同じパターンなので、浅くて水温が
上がり易い東谷田川に移動、穴で
竿を出す人が一人、様子を見に行
くと2時間一度もアタリが無いと
話している間に浮きが動きますが
空振り、ここまで歩いて来る途中
草の中で魚のモコっと魚の動きが
有ったので期待がもてそうですが
その後続きが有りません。
トップがスッと入り合わせても空
最初に動くのはスレの様でかかり
ません。
長く待っているとアタリが出る事が
有り、打ち返そうと竿を上げると
魚が付いているのが一つ置きの
スタートで冴えません。